鎌倉・江ノ島舞台探訪の江ノ島編です。
デジカメの電池が危なくなり、人間の電池の雲行きも怪しくなって来たところで極楽寺から藤沢行きの江ノ電に乗ります。既にこの時間(10:19)の江ノ電は朝の江ノ電ではあらずして極楽寺から乗った時には相当に混んでいました。それでもたまたま次の稲村ヶ崎ですぐ近くの席が空いたので座る事が出来ました。体力は極力温存しておかないと。電車はやがて海沿いを走ります。向かい側に座っていた女子高生の集団が海を見て声を上げます。丁度るんちゃんが「うみ、うみー!」と叫んだ様に。ところで何故女子高生の集団と判断したかと言うと、この連休の真ん中の日曜日にもかかわらず彼女達は制服を着ていたからです。しかもまちまちの。どう言う繋がりだったんだろうか。
電車は混雑したまま江ノ島駅へ到着。流石にここでは大量に降りました。私も目的地なので降ります。そしてホームで夢喰いメリー第1話の場面を撮ります。
改札を出て外からホーム側も。
そして駅舎の駅名票はうた∽かた第9話で出てきた物です。
江ノ電を離れ、次は小田急の片瀬江ノ島駅へ向かいます。日射しが強くなって来ました。観光客も増えて来ました。なるべく日陰を歩きたいのですが、そこは観光客がそぞろ歩きしているので、その速度に我慢出来ない私は追い抜く為に日向を歩く事になります。
境川を渡って小田急片瀬江ノ島駅前に到着。ここは魔法遣いに大切なこと~夏のソラ~第8話で登場しています。
江ノ島水族館の看板に海月が出てますね。
(この写真は電柱消去加工をしています。あまりに邪魔だったので。)
この頃から身体にちょっと異変を感じ始めました。これはよくない前兆かも。海辺のきつい太陽を浴びながら新江ノ島水族館へ。ここは海月姫第4話で月海が和服姿で鯉淵兄弟と来た所です。
新江ノ島水族館から海岸道路を江ノ島弁天橋の方へ移動します。暑さによる疲弊が色濃くなって来て若干危機感を抱いていた所で藤沢市観光センター観光案内所があるのを見つけました。ここでちょっと涼む事にします。丁度江ノ島の観光ガイドマップもあったのでそれを見ながらこの先の巡回予定のキャプチャも見返します。そのうちに背後から「江ノ島1dayパスポート」の話が聞こえて来ました。そこで窓口に聞いてみると「エスカー」「コッキング苑」「展望灯台」「岩屋」を自由に使えるパスポートで1日1,000円。全部を個別で買うより安いと言うのと、展望灯台に上るにはコッキング苑に入らねばならないと言うのが分かりました。観光案内所で休んで良かった。身体に蓄積された熱もちょっと冷めたので再出発です。
江ノ島へ渡る橋、弁天橋の入口に到着です。
ここは青い花第10話でふみちゃんが待っていた場所であり、
うた∽かた第9話で一夏ちゃん達が歩いて渡って行き、夏のソラ第9話でもソラちゃんと豪太が渡って行った場所であり、
(ほぼ同じ構図ですね)
ウミショーではあむろ達が下校する時に渡る橋に似た場所であります。これは第2話。
さて、この時点で弁天橋は大混雑でございます。連休の江ノ島の威力を思い知った!
弁天橋入口の写真を撮るのも大変でした。人の邪魔にならない様に、そして人があまり入らない様に。
その人混みの中を江ノ島に渡ります。ここも当然日陰が無くて炎天下。しかも観光客の歩く速度だから遅いし。一度回復した元気がここでかなり消耗されます。江ノ島に到着して入口の鳥居の周囲も人人人。ここも何とか邪魔にならない様に(もっともここまで来ると観光客も普通にカメラを構えているので普通な行為ではありますが)まずはうた∽かた第9話の場面。
そして商店側から青い花第10話の場面を撮ります。
ふみちゃん達、一体いつ来たんだ。それぐらいしか人が居ないなんて。
この時点で11:30過ぎですが、もうこれ以降は人混みを避ける事が不可能になりました。江ノ島の舞台探訪をしようと思っている方は午前中に来ておくのが良いでしょう。私は今回はその午前中を鎌倉で使いましたが、多分逆コースだと今度は午後の鎌倉で人混みに遭遇します。
お店の並んだ通りを抜けると江ノ島神社。
ここは夏のソラ第9話でソラちゃんが見上げた場所でもあり、
いちばんうしろの大魔王第6話で阿九斗が来た場所でもあります。
そしてすぐ左隣にはあのエスカー乗り場が。
うた∽かた第9話で一夏ちゃん達は乗ったものの、小学生カップルの二人はお金が足りなくて乗れなかったエスカーです。
夏のソラ第9話ではソラちゃんが未来的な乗物の響があると言ったエスカーです。
ただのエスカレーターなんですけどw
但し、帰りに下り道で思い知りましたが、あれをエスカーでなく足で上ると凄く大変です。日頃ろくに運動をした事の無い人ならエスカー搭乗は必須。
ところで建物が微妙に変わってますね。「江ノ島エスカーのりば」の看板も無くなっちゃったし。うた∽かたと夏のソラはほとんど同じ様子なので、夏のソラ以降に改造があったのでしょうか。
ちなみに2ちゃんねるの交通情報板には「江ノ島エスカー運転情報」と言う単独スレが立ってますw
エスカーは3区間に別れていて、第1区を上った所に辺津宮があります。
Aチャンネル第5話でるんちゃん達がお参りした所ですが、何しろ大混雑の江ノ島なのであの茅の輪の前もくぐろうとする人達で大行列。とても同じ向きからは写真が撮れませんでした。
さらにエスカーを2区乗り継いで江ノ島の一番高い地点付近に到着します。ここは右手に展望灯台のあるコッキング苑がありますが、先に岩屋方面をと思って通過しました。これが良かったのか悪かったのか。
奥に進むにつれて少しづつ人は減っている感じではありますが、今度は道が狭くなって人通りは結局は絶えません。ひたすら奥に進むと奥津宮を過ぎた所で遂に魚見亭があります。
あのうた∽かた第9話で出て来た魚見亭です。
まるで海に浮かんだ様なテラスで一夏ちゃん達が海を向いて腰掛け、この時に一夏ちゃんは の心の悲しむ声を聞いてしまうのです。この場面はうた∽かたの中でも件の の浴衣が乱れてるよの場面wに並んで忘れられないシーンでした。いつかは行ってみたい魚見亭のテラス。魚見亭にさしかかったら店の人が「テラス席空いてますよー」と呼び込んでいたので、ここはもう何の迷いもなくテラス席いいですか?と入ります。で、入ってから何を食べるか考えましたw
とりあえずここまでひたすら暑い中を歩いて来たので、どんなに割高であろうとかき氷を一杯。
で、テラス席ですが、流石に私が座った時点でほぼ満席で、その満席のお客さんめがけてカメラは向けられないのでうた∽かたの場面と同じ構図は無理でした。
かき氷は冷たくて(当たり前だけど)美味しかった。こう言うのはコスパがどうのとかじゃないですね。今、何を食べるのが美味しいか。
魚見亭を出て階段を下りますが、ここが夏のソラ第9話で出てきた階段。
実は魚見亭前もこの階段も狭いところにひっきりなしに人が通るので通行人の邪魔にならない様に、その上で同じ構図を写真におさめるのはちょっと大変でした。
階段を下りるとそこは今度は富士見亭。こちらは夏のソラ第9話で出たお店ですが、流石にたった今魚見亭でかき氷を食べたばかりなので後回しにします。
さらに下るといよいよ波食棚の海岸に出ます。左手の海食崖にへばりつく様な旧道を横目に見ながら橋を渡って岩屋の入口に辿り着きます。あれ?確か青い花第10話で岩屋の入口らしき物が出て来たのですが、何だか形状が違いますよ。
うた∽かた第9話の岩屋入口と同じみたいですね。
とりあえず入ってみて、途中で二手に分かれるうちの第二岩屋の方に行くと、そっちに青い花第10話と同じ場所がありました。
岩屋の中に入らないと分からなかったか。入って良かった。
因みにウミショーで出てくる岩屋の入口はこうです。
これはかなり違うw ここは緒ノ島の岩穴なんで。
岩屋自体は綺麗に舗装されて舞台探訪でもなければここにお金を払って入る価値があるのか?と思う雰囲気でしたが、調べてみると昭和46年に崩落するまではもっと全然原初の形を持っていたらしい。
参考 http://harady.com/enoshima/maniac/iwaya.html
第二岩屋の奥には張りぼての龍が鎮座ましましています。どうと言う事はないのですが、前を歩いていたカップルの女性は「うわーこわーい(棒」と叫んでました。リア充爆(ry
第一岩屋の方では青い花第10話で登場した手持ちの行灯が渡されます。
洞窟は流石に涼しいので暑さに関しては緩和して来ましたが、脚にはかなり疲れが溜まって来ました。でもこれから今迄来た道を戻ります。それはとりもなおさず展望灯台のある山頂めがけて階段を上る事になります。運動不足の老体はあっと言う間に疲れて立ち止まりたくなりましたが、そこで丁度あの富士見亭であります。時刻も昼過ぎになったので、テラス席空いてますか?と聞いて空いているのを幸いにお昼がてら休む事にしました。また今回も何を食べるのか考えずにw
青いソラ第9話で登場の富士見亭
そして念願の富士見亭のテラス席であります。
念願すぎて、この日のmixi日記には「ねんぐわぁんの江ノ島富士見亭テラス席に行って来たぞ。」と書いた程です。
ところがメニューを見て困惑しました。食べ物は海産物関係ばかりじゃないか。私は海産物を食べられんぞ。そうでないとしたらラーメン?いや、いくら何でもこの暑いのにラーメンは。消去法で蕎麦になりました。但し、こう言う所の蕎麦って全然期待出来ないのですが、その予想通りでした。まあ仕方ありません。場所代にお蕎麦が付いてきたと考えます。何しろ「ねんぐわんの富士見亭のテラス席」なのですから。
富士見亭テラス席で蕎麦をいただいて寛いで、展望灯台めがけて再登頂であります。コッキング苑に到着して中に入ると、うわー、展望灯台のエレベーター待ちが長い列に。コミックマーケットで見慣れた「最後尾」に何の迷いもなくつきます。一応日陰に列を作ってくれたし、すぐ目の前でフラガールの舞台もやっていたのでそんなに待ちは苦痛ではありませんでしたが、時間をくったのは確かです。
Aチャンネル第5話で出た展望灯台の麓。
出店のテントで全然同じ構図は無理でした。
エレベーターで上がって展望室。青い花第10話。
これ、人が入らない状態にするのに随分待ちました。
さらに階段を上がって屋外展望室。
Aチャンネル第5話
こうやって見るとちょっとづつ色々な部品を省略して描いてるんですね。
夏のソラ第9話、つーか、ソラちゃんと豪太ちゅーしてるんですけど って場面w
流石に展望は良かったですねえ。
展望灯台も見た事だし江ノ島を離脱にかかります。江ノ島の入口めがけて階段を下って行きますが、下りだからいいものの、これを上るのはきつい。うた∽かたの小学生カップルは頑張ったなあ。
またも大混雑の弁天橋を渡ってビーチへ向かいます。流石にもう海水浴シーズンじゃなかったのでそう言う海水浴客からじろじろ見られる事はありませんでしたが、海岸では何か(ボードセーリング?)の大会をやっていました。それを無視して撮影。
Aチャンネル第5話で海岸に下りた地点です。
そこからしばらく鎌倉方面へ歩いてイカ娘第4話で偽イカ娘が登場した海岸。栄子が「こっちの海岸」と言ったのもこの東浜海水浴場でした。
セイクリッドセブン第8話の夕日の場面も大体この場所ですね。
ここまで来たので江ノ電の駅は腰越に向かいました。Aチャンネルで「路面電車状態だね」と言っていた時の場面を撮ろうかと思って、専用軌道から路面に移る腰越を狙ったのですが、これは間違い。実際は江ノ島駅に着く直前でした。ちゃんと調べてから行けばよかった。
この時間帯になると江ノ電は大混雑。ラッシュアワー並みの状態で鎌倉へ帰ります。
「ウチくる!? …いくいくっ!」を頼りに疲れて暑さにやられた身体を休みに。
こうして鎌倉編のミルクホールでカレーでお食事に続く訳ですが、夕食後に横須賀線に乗って帰途につきました。電車の中でうとうとして都内に到着して乗り換えと言う頃に本日の身体への影響が顕在します。
ひとつは手が真っ赤に日に焼けていた事。流石海岸地域と言うか、ただ歩いただけで日に焼けるんですなあ。ただこれは昨年のアマガミSS銚子探訪でも同じ事がおきたので一夏(ひとなつ)の思い出と言う事で、問題ありません。と言うか、いい思ひ出。
もうひとつは下り階段で脚が痛い。早々と筋肉痛がw
マジで痛い。随分歩き回りましたし、江ノ島はアップダウンが激しかったですからねえ。仕方ないので下りはエスカレーターにじっと乗る事にして、帰宅後にお風呂でよくもみほぐしたら幸いにも翌日には痛みは解消していました。
舞台探訪は計画的にね。
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