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輪るピングドラム・第7話

そろそろ苹果編は飽きて来た。とりあえず先週は何故あそこまで苹果が多蕗に執着するのかその理由は分かったが、やっぱり今回の話を見ていると理由はともあれ執着の仕方が異常。あのままずっと多蕗の部屋の下で泊まっていたのか。そして何故か晶馬がつきあって隣に寝転がっている。
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晶馬、そこまでつきあってもスケジュール帳は多分手に入らないぞ。

そうこうする内に多蕗から苹果にメールが届いた。次の日曜日に一緒にお芝居を見に行かないかと。チケットを2枚貰ったのでと。貰ったなんて嘘までついてチケットを用意するなんてーと言う苹果。多蕗に執着するのは分からないではないが、そう言う妄想まで抱く様になっては末期だ。

で、行ってみれば時籠ゆりの舞台。

まあそうだろう。池袋の某サンシャインな劇場でやるミュージカル。そしてこう言う所でやる出し物って大衆が期待する演出をするよね。苹果は古くさい演出と言うが、これはこれでいいもんだよ。先々週今年のバイロイト音楽祭の生中継でローエングリンをやったが、これはなあ。
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ブラバントの連中がねずみってこれでいいのか。この演出の意図がよく分からない。これでシェローの時の様なブーイングが出ないなんてバイロイトも変わったものだ。もう刺激的な演出じゃないとダメな神経になったのだろうか。この演出で唯一納得出来たのは最後にゴットフリートが胎児としてまがまがしい姿で現れた場面。ローエングリンが去る一方で一応待望のゴットフリートが帰還したのに王をはじめとして全員が"Weh!(ああ悲しい)"とはどうにもしっくり来ないと常々思っていたが、こう言う帰還なら納得出来る。腐ってやがる、早すぎたんだ。

って、話が全然ずれたよw

舞台がはねた後でゆりの用意したレストランで食事。苹果も招かれたがただ単に差を見せつけられただけだった。この乾杯が全てを語っている様だ。
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そこで次の日曜日にちょっとしたパーティーを企画していると言う。苹果のスケジュールは空いているかと。「ちょっとした」ってこれは非常に曲者だ。全然ちょっとしてないに違いない。そして当日行ってみれば時籠ゆりからの重要なお知らせが。

時籠ゆりは引退して多蕗桂樹のお嫁さんになります。

もうね、流石に決定的だろ。苹果が割り込む余地は無い筈だ。事態はもうひっくり返せないんじゃないのか。しかしそれでも苹果は諦めない。そして帽子様とて諦める訳には行かない。冠葉は多蕗に気の迷いを起こさせればいいと言う。冠葉が言い出した事だが帽子様は晶馬にやれと命ずる。晶馬じゃ無理だろうに。

ところが苹果が勝手に動き出した。
プロジェクトMとはMarriageではなくてMaternityだったのだ。ひっひっふーだったのだ。

多蕗の部屋に忍び込んだ苹果だが、多蕗の姿が見えない点が完全なる失敗を暗示している。

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