猫神やおよろず・第2話
巨大な荷物が届いて終わった第1話。第2話はその異様にでかい荷物の到着から話が始まる。誰が荷物の発送人かは荷受けシールの文字が滲んで読めない状態。宛先は繭。開けてみると巨大な壺。どうにもならないので取り敢えず店先に置いたが車の通行の邪魔になるし、それよりもなによりも壺が邪魔すぎてこの日はとうとうお客さんが八百万堂に入れなかった。
お怒りの柚子。今回の柚子は強いぞ。と言うか、生活に関しては柚子>繭なのか。
仕方ないのでこっそり不法投棄に行く繭。しかしせめて壺の中を見てからの方が良かったんじゃないのか。まあ今回の結末から見たら中を覗いて灰があるのを見ても気づかなかった可能性は高いが。
ところが翌日芳乃がやって来て事態は急変する。
間違えて違う壺を繭に送ったので、本来の壺を持って来たと言う。それならそれを直接持って来いよw
そしてあの巨大な壺は送れていた関東の桜の花を咲かせる花咲の灰が入っている壺だったと。今年は芳乃のじいさんが腰を痛めて芳乃が代理で花咲の灰をまく役割を担う筈だったのだが、その灰が繭に不法投棄されてしまった。壺は代替がきいても中の灰はじいさんが一年かけて熟成するものなので換えがきかない。桜神としてのお役目を果たせないと泣き崩れる芳乃。
捨てたのは自分だし、責任を感じた繭は壺の回収へ。ところが壺は不法投棄物として海岸の埋め立て処理場へ送られてしまった後だった。今度は急いで海岸の埋め立て処理場に向かう一同。広大な処理場で途方に暮れる繭達だが、そこに笹鳴とメイ子がやって来る。おまえらどうやって繭の場所をかぎつけて来るんだ。ともかくこれで少しは捜索の戦力が増えそうだったが、ダメだ役に立たん。柚子に喧嘩を制止される二人だし。
ここで漸く繭の神力が発動。失せ物の声を聞き出して花咲の灰の壺を発見。ひびが入った状態だが、ゴン太と笹鳴とメイ子の力で壺は修復される。一応、全神様の力を動員したね。
これでやっと芳乃は桜の花を咲かせる事ができる・・・って、それで全関東かよ!芳乃の担当は随分広域じゃないか。
で、ここで清澄支店とか出てくるのは何か舞台が関係してるのか?
無事芳乃はお役目を果たせ、あの更正した廃棄物処理業者は海岸の埋め立て処理場で思いもかけず満開の大きな桜と出会ってみんなハッピー。
いい終わり方・・・と思ったら、また唐突に妙な話に繋げられたな。
またも次回持ち越しになるんだが、こう言う次回への繋げ方ってどうよ。