花咲くいろは・第17話
撮影は順調・・・・に見えたが、やっぱり詐欺でした。
前回の最後に何度も鳴った電話はやはりよくない知らせで、皐月から映画製作から手を引けと言うもの。伊佐美は前歴のある男で、期待通りに胡散臭いヤツだった。その話を聞いても縁の思う様にさせる女将。つい電話口で皐月に旅館を継ぐ気はないかと尋ねてしまうが、もう縁に継がせると了解している二人だった。女将は縁の成長の為に映画の出資金と言われる額(いくらだったんだろう)を失っても構わないと言うのだろう。
緒花の他に結名までもがノリノリで撮影に参加。そしてロケ班は一旦引き上げる。これだけ大がかりだったので前回は詐欺じゃあるまいと思っていたが、やっぱり詐欺と言う事はロケ班までもが伊佐美に騙されたのだろうか。これだけの人数で完全にぐると言う事もあるまい。それでも業界ではつまはじきの男としてそれなりに知られていた様だから、製作スタッフの一部も「詐欺なのかもしれないが、仕事分の金が貰えるのなら知らないフリをするか」と言う連中が居てもおかしくあるまい。人間は「その先」を考える事を停止させて消極的に犯罪の手助けをするのはよくある話だ。
前回印象に残った詐欺に騙されている男の図
鷺乃湯の女将達がこそこそ話しているのを聞きつけて結名はあれが詐欺だと知る。そして一目散に喜翆荘めがけて駆け出す。
ところが意外に緒花達はへこんでいない。緒花には映画の話は流れたとだけ伝わっているのだろうか。ともかく緒花が元気なので安心して帰る結名。結名、思いやる気持ちが素直に出る様になったかな。
一方で揉めているのが縁と崇子。縁が情けないし、崇子がかなり無責任。縁の情けなさはおいておいて、あそこまでしておいた崇子が突き放すのはいかがなものか。一応経営コンサルタントとして引っかけられてこのまま逃げられるのを黙って見過ごせない、打てる手は打たねばと言う焦った状況なのだろうが、こう言う時にコンサルした相手を落ち着かせるのも仕事じゃないか。
映画製作中止で使われなくなったプール。せっかく水をはったのに。プールを見つめていた崇子にそれを追って来た縁が突進して来て、一旦は掴んでこらえたものの、結局水の中へ。あ、縁の半纏が浮いてる、結構細かい。縁を引き上げようとした崇子も水の中へ。濡れ濡れでございます。
ここでもしつこく揉めた末に縁に抱きつかれて「えっ!」とか言う崇子だが、これはアリなのかなあ。万が一この二人がくっつく事があっても将来的にダメなんじゃないのか。民子がうわあって顔して見てる。私も民子と同じ気持ち。
そして事此処に至っても未だ映画が無かった事にされたのを知らされていなかった次郎丸w
え?
映画詐欺編はこれで終わりで、次回は別の話?
別の話の時に効いてくるかもしれない。
そうそう、伊佐美の着信音、ヴァルキューレの騎行の冒頭だったな。
最初の和音で分かったw
追記
2ちゃんねる見て確認した。やっぱり縁が子供の頃の戦闘機はファントムで今回飛んだのはイーグルだったか。
時間の流れだねえ。