うさぎドロップ・第4話
りん、保育園にも慣れ、友達もできた様子。子供の順応性は高いな。でも親の話は微妙。りんも友達も大人の事情など分からないから何故そうなのか話がかみ合わない。大吉のポジションなんて理解できんよね。ただ、コウキはやはり片親なのでそう言う話の微妙さには敏感。大吉が迎えに来た時にそのコウキママも丁度迎えに来たのだが、最初見た大吉の反応は知り合いなのかと思ったが、あれはコウキママの素敵さに反応したものだったのか。て言うか、なんでこう言う人と離婚したんだ、コウキ父は。まあ事情ってものがあるのだろうが。
大吉の所にりんの小学校の入学案内。
コウキも同じ小学校になるらしく、説明会の日にコウキママとぎりぎりでやって来てタクシーで行く事になる。りんとコウキが同じ小学校って事は、保育園は近くに入れたって事か。そしてさらに会話の中で大吉がりんを引き取ってからまだ4ヶ月しか経ってない事が分かる。小学校の案内が来たから相当時間が経った様な気がしてた。
予防注射の回数などを記入する為に改めて母子手帳を眺める大吉。そこに何かのURLが書かれていたのでアクセスしてみる。どうやらじいさんが遺言を残そうとしていたみたいだが、文字入力に疲れてあっさり挫折した遺言が残っていた。
ただ、そこにはその続きが母子手帳の中に紙を挟み込んだと書かれていたので、母子手帳を探ってみるとあったあった。でかいぞその紙。そんなの折りたたんで挟んだらあからさまに厚みが変わるだろうに。
紙によるじいさんの遺言ではここまで探った人はりんの事をちゃんと考えてくれている人だろうからと、りんの母の正子に関する事が書かれていた。但し、言葉が足りない。かえって謎を増やしただけではないか。そしてこの文面だとりんがじいさんの子である様な、そうでない様などっちとも言えないものだった。
そんな訳でもう少し事情を調べようと母に電話して聞いてみる大吉。母によるとじいさんはヘルパーとしていつも同じ人を指定していてそれが正子だったそうだ。
何度か逡巡した挙げ句、書かれていた正子の携帯の番号に電話をしてみる大吉。どんな相手が出るか分からないとは言え、その第一声は結構不審者ぽいんじゃないか。
大吉は会社で部署の異動願いが通った様で、元の部署の送別会が開かれていたが、そこで聞いた元部署の社員の言葉は随分とまた無責任だなあ。そりゃ売上の総量を上は内部事情を斟酌せずに前年比でしか見ないってのは不満だろうが、それを大吉に押しつけるなよ。それを聞いた大吉が今や生活の中心がりんになっているのを自覚する場面もあった。
りんの入学にあわせて机を買いに行って、今時の子供用の机を欲しがられたのをもっとお姉さんぽいのがいいとかわした大吉だが、まあそれはそれである意味正解だとは思う。長く使える方がいいでしょう。