アニメに出てきたクラシック・第1部
アニメ・特撮の劇中で印象的に使用されたクラシック曲ランキング
と言うのを今日から見てあと4日の期限で行われている。
丁度そこに便乗してアニメに出てきたクラシックを取り上げてみたい。
この場合、クラシック曲に視点を当ててまとめるか、アニメ作品に視点をあててまとめるかだが、ここは毎日クラシックの演奏の感想を書いてる訳でもないしw、アニメ作品別アプローチの方がまとまりがいいと思うので、そちらから。
但しイカの点は前提としておく。
・銀河英雄伝説とのだめカンタービレは多すぎて収拾が付かなくなるので今回は除外
・私の知ってる曲は主に管弦楽曲、しかもロマン派が中心になるので漏れるのはきっと多数
・新世紀エヴァンゲリオン
第24話
ベートーヴェン/交響曲第9番第4楽章
最後のシ者でカヲル君が「歌はいいねえ」と言っていた回の使徒との戦闘シーンで流される。
アニメファンの中では第九が使われたシーンとして一番有名かもしれないが、個人的にはここはただ単に
第九が流れているだけで整合性や効果はどうなんだろうと思う。但し、今ふりかえってそう思うだけで当時は「おおー!」なんて思ったに違いない。
・住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー
第7話
ショスタコーヴィチ/祝典序曲
クーリカさんが戦闘コスでメカと戦うシーンで使われる。戦闘シーンなのだが、祝典序曲がよく合ってる。アニメのBGMにショスタコが使われる日が来るなんてと驚いたものだ。
・ガンスリンガーガール
第13話
ベートーヴェン/交響曲第9番第4楽章
ガンスリンガーガールを見た人なら絶対記憶に残っていると思う。最終回、トリエラは夜空を見上げて第九を歌い出すのだ。そしてみんなも。アンジェリカの病室シーンと併せ持って私としては非常に印象的だった。
・涼宮ハルヒの憂鬱
第11話(一期)
ショスタコーヴィチ/交響曲第7番第1楽章
射手座の日、コンピ研の作成したゲームのBGMがショスタコの交響曲レニングラードの第1楽章の行進曲部分。ゲームで進軍するのになかなかマッチしていると思う。
チャイコフスキー/交響曲第4番第4楽章
コンピ研のゲームへの卑怯な仕込みに対し、長門有希がそれを全て覆してSOS団が総反抗に出るBGM。長門のENTERキーを押すタイミング、コンピ研の総統が旗艦とともに吹き飛ばされるタイミング、これ以上は無いと言う程によく出来たBGM。
第14話(一期)
マーラー/交響曲第8番第1部
初回放送の最終回。閉鎖空間でなりひびく。世界を破壊しながら迫り来る謎の巨人から逃げながらキョンがハルヒに「ポニーテール萌えなんだ」と叫んでキスをして閉鎖空間が消滅するまで。その瞬間が「Veni veni creator spiritus !(来たれ!創造の主たる精霊よ!)」であり、ハルヒ=創造主を連想させる。
★多分、明日の第2部に続きます