あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。・第5話
恐るべき姿を曝したゆきあつ。
じんたん「こんな時どう言う顔をしたらいいか分からない」
ゆきあつ「笑えばいいと思うよ」「て言うか笑え、笑えよ」
もうこんな会話しか成り立ちそうにない場面。
「性根の腐った(byつるこ)」ゆきあつは、彼女がいるかの様にしてつるこにつき合わせて女性物を買っていたと言う。いやあ、白のリボンのワンピースなんてのはゆきあつのガタイが入る物を買った時点でバレるだろうw
ゆきあつがこんな状態になったのも、あの日めんまが死んだのは自分の責任だと思っているから。しかも最後の時にゆきあつはめんまに告白していたのだ。その時にパッチンをプレゼントしようとして逃げられたのだが。
それを意味する「パッチンありがとう、ごめんね」と言うのを、じんたんからめんまがそう言っていると聞かされて、あの時の出来事は二人しか分からない筈なのにと、今度こそひょっとしたら感がゆきあつに芽生えたかもしれない。でもつるこはあのパッチンを拾っていたと言う事は、見ていたのか。
だが今回の事はじんたんのみならずめんまにとっても何故じんたんにだけ見えるめんまが存在するのかを考え直させる契機になった。本当に何故なんだろう。物理的な影響を残しているみたいだし、めんまにしか知り得ない事をじんたんに教えているみたいだし(後で全部ひっくり返されそうな気もしない訳ではないが)、科学的な存在は置いておいて物語的な存在は確かだとしたら、どうしてこんな逃げる男の所にめんまは出現したんだ。今回だってめんまの存在から逃げてるじゃないか。
それに比べてぽっぽの素直さはどうだ。ちゃんと信じてるみたいじゃないか。でもぽっぽには見えない。そしてぽっぽは死んだ筈のめんまがこの辺りを彷徨っているのは良い事じゃなくて成仏させてやるのが筋だと考えている。だが、成仏させてやると言うぽっぽの言葉は今そこにいるめんまには存在否定となって哀しい事なのだ。
電車に乗り遅れてホームで次の電車を待つ事になったゆきあつとつるこ。どこだそこと思ったら、飯能か。確かに秩父行きは30分に1本だよね。GWに秩父に行く時にそれを噛み締めましたよ。ところがここで秩父から到着した電車から降りてきたのはあなると春菜と亜紀。こいつら遊びに行くのは飯能なのか。
「友達」からハブにされない様にと気乗りしないカラオケにつきあってるあなるに男が手を出す。先に帰るとか言って連れて行ったのはラブホでございますよ。無理矢理連れ込まれそうになったのを駅であなるを見かけたゆきあつが声をかけて男を退散させたのだが、ゆきあつ、ずっとあなるを監視してたのか。
飯能で停まっていたのもゆきあつとあなるが帰る時に乗ってるのも4000系。飯能なら営団・・じゃなくてメトロの車両も顔見せしろよ。
そしてこの後トンネル内で特急との交換待ちをするのだが、多分正丸トンネル信号所での待ち合わせなのだろうが、トンネルに入る時に複線でしかも右側を走っていたのは変だよね。
単線区間中の長いトンネルなので信号所があって交換できる仕組みなんだが。
って、向こうに市街が見えるって事は正丸トンネルじゃないのか?