アニメに出てきたクラシック・第2部
第1部の続きです。
・隠の王
第10話
ヨハン・シュトラウスII世/ポルカ「雷鳴と電光」
雷鳴が灰狼衆に走った雷光と剣を交える場面のBGM。第10話はサブタイがそもそも「ポルカ・雷鳴と雷光」で、「そりゃ確かに二人は雷鳴と雷光だが、隠の王、一体なんてタイトルつけやがりますか」と思っていた所にこのBGMが「雷鳴と電光」の例の冒頭の「どどどん」と来たものだから「やりおったか、隠の王!」と苦笑した。誰だこれ考えたの(褒め言葉)。
・仮面のメイドガイ
第1話
ビゼー/交響曲第1番第3楽章
なえかが祖父の全重郎に呼ばれて特別室に入った時のBGM。クラシックの中でも何故こんなマイナーな曲を選んだのか不思議。
第4話
ヨハン・シュトラウスII世/常動曲
リズが転校生として紹介される時のBGM。常動曲は決してマイナーな曲ではないが、この選曲も不思議。メイドガイのBGM選択基準がよく分からない。まさか「オーケストラがやって来た♪」の気持ちで「転校生がやって来た♪」と聞けと言うのだろうか。
次回予告
ベートーヴェン/交響曲第6番第4楽章
まさか次回予告のBGMが田園とは。メイドガイでクラシックを採用した音楽担当の人に会ってみたい。
・かんなぎ
第11話
ブルックナー/交響曲第7番第1楽章
ナギが自分の存在を顧みる時に流れる音楽。ブルックナーの原始雲の中でもかなり典型的な第7番の冒頭を使う事でナギの神性が暗示されている様に感じられた。
・ヒャッコ
第1話
ヴィヴァルディ/四季「冬」第1楽章
歩巳が校内で迷って龍姫について行こうとした時のBGM。実は龍姫も迷っているのである。確かに雰囲気が合っている。が、何故、四季。
確かもう一回くらい使われたと記憶している。
★第3部に続きます