魔法少女まどか☆マギカ・第8話
自分の身体を単なる便宜的な入れ物として認識せざるをえなくされたさやかの空しい戦い。魔法少女でないまどかが何を言っても慰めにならないどころか、そう言うまどかに憎まれ口を吐く事しか出来ないさやか。
折角魔女を倒してグリーフシードを手に入れたのに、借りは作りたくないと言って杏子に渡してしまうが、それは魔法を使った事による自身のソウルジェムの穢れを吸い取らせる大事な物だろう。それをくれてやるなんて、自暴自棄になっているのか。
学校にも来なかったさやかは放課後に仁美と恭介が一緒に楽しそうに話している場面を見つめる。
これ、会話の内容が聞こえない(さやかにも、そして視聴者にも)と言う事は、実は告白ではなくて仁美はさやかの事を恭介に話しているんじゃないのか。
グリーフシードを持っていない使い魔に剣をふるうさやかは、もう自身のソウルジェムがどうなっても構わないみたいだ。
しかしそれではまどかが悲しむ。まどかが悲しむ事を何故か強烈に忌避したいほむらがグリーフシードをさやかに差し出してもそれをさやかは拒否する。ならばいっそ自分がと手を伸ばした所で杏子が制止。
まどかの方はさやかを助けたい一心でキュゥべえに魔法少女の契約をしそうになるが、
ほむら、容赦ない。
でもどうせキュゥべえ、死なないんでしょ。
さやかにグリーフシードを渡そうとした時もそうだが、ほむらはどうしてそこまでまどかを何とかしようとするんだ。前世か何かあるのか。
そしてやはり死んでいないキュゥべえ、そのまま復活するのかと思ったら別の身体で出てきて、死んだ自分の身体を喰ってしまった。うげ。
ついにソウルジェムが穢れきったさやか、魔女に化身したか。
ぬけぬけと「女性への成長途中の子を少女と呼ぶのなら、魔女への成長途中の子は魔法少女と呼ぶべき」と言い放つキュゥべえ。
キュゥべえ、マジ真っ黒。
ほむらの家で闇に帰るキュゥべえ。
少女を魔女まで培養するインキュベーターがキュゥべえだったか。
しかしこの仕組み、親の腹を食い破って出てくる子供みたいなものだな。