お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!・第5話
明らかに怪しげな買い物を深夜のコンビニでする修輔。しかし、駆け足で家路を急ぐ途中でこれまた怪しげな買い物の人物と衝突して荷物を落とす。どう見ても取り違えのパターンだが、ぶつかった相手は奈緒ではないんだな。
部屋に戻って荷ほどきしてみれば、それは楽しみにしていた「熱写GUY」ではなくBL本。怒りのあまりちぎり捨てる修輔だが、取り違えたのであればそれは相手の本であって、いくら冷静さを失ったとは言え、ちぎり捨てるとはあまりに軽率なヤツ。奈緒は情けない兄が好きだとしても、なんで彩葉までこう言う修輔が良いのか理解できん。
翌日学校に行ってみると靴箱の中に手紙が。ラブレターを期待して開けてみたらそこには昨晩の本を取り違えた相手のミスターXから脅迫じみた交換要求が書かれていた。しかし修輔、破いちゃったんだよね。とりあえず昨晩の取り違えから速攻で翌朝にこの手紙をよこせる人物がミスターXとなれば、同じ学校で修輔を良く知っている人間になるだろう。
そして今回からいきなり目立って登場の委員長近藤繭佳が順当に一番怪しい。
そうか、EDの三人目の黒髪は委員長だったのか。セカンド幼なじみでも出てくるのかと思っていたが、立場的にはこれまでも修輔を知っていた人物で、この件から修輔と絡む様になるのか。
指定通り交換の場に行ってみると、そこにはミスターXが居たが、元のBL本が無いと分かるとミスターXは激しくお怒り。土下座してお願いする修輔を影からはぁはぁしながら見る奈緒。奈緒は修輔のこう言う情けなさがたまらんらしい。一方、そう言うのが許せないのは彩葉。彩葉がEDで妙なゴーグルをつけてると思ったら、この暗視ゴーグルか。
そうこうするうちにミスターXが実は繭佳とバレる。ちょっとは対等の立場になれるかと思った修輔だが、「熱写GUY」が人質にとられて結局は弱い立場。繭佳のペットになると言う約束でこの本を家に送りつけられるのを回避して貰う。
ここから繭佳と修輔の御主人様とペットの関係が始まる。修輔や奈緒はペットに対するいけないプレイを期待してるみたいだが、とりあえず繭佳はそのつもりは無いらしい。お弁当をあげたりして、三人の中ではよっぽどまともな関係じゃないか。