レベルE・第6話
新幹線で山形に行く事になった小学生5人。広い山形でどうやって場所を割り出したのか、多分王子から場所の指定があったのだろうが、あまり迷う事なくクラフトの所に到着。変な看板がかかっているし。
強そうなクラフトの外見に反して、事情を話せば何があったのかを丸ごと分かってくれるクラフト。但し、王子が監視している手前建前上は鍵を守らないといけないと、筆談・・と言うか、パソ談で清水達に伝える。しかし王子の監視網ならそれも見られてるんじゃ。特に電子機器は危ないだろ。
ひととおり抵抗した風を見せて鍵を清水に渡すクラフト。だが、リングと鍵とで形が合わない。仕方ないので電話で立花先生に聞いてみるのだが、立花先生もそう言うおもちゃの事には詳しくない。まあ、これはとりあえずシャワーシーンの為のイベントですなw
しかし、シャワーの時には屈光シールド要らないんじゃないのか。
じれたクラフトが王子討伐隊を結成の為にサド達を呼び戻してみると、意外な事にサドが使用方法を知っていた。おかげで鍵はリングに挿す事が出来たのだが、パスワードがかかっている。そんなの知るよしもないが、パスワードを忘れた時の為の秘密の質問が設定されていた。
「好きな子の名前は?」
これは小学生じゃちょっと照れる、って王子はいつのまにこんなプライベートな事まで調べてあるんだ。しかも清水とか黛はいいとして、百地の「全員」はどうやってリストアップしたんだ。本人も思い出せないのに。大体名前を思い出せない子が好きな子なのか。
そんな訳で百地以外は何とかリングを解除出来た訳だが、話はこれで終わらなかった。
「やはり それは 王子のワナだった」
おい、やっぱり地球に居る悪の宇宙人って王子、お前だろ。
そんな訳で無理矢理リアルRPGの世界に放り込まれたカラーレンジャー達。無事にクリアしないと脱出出来なさそうなので、RPGらしいフラグを消化して行く事にする。町に行ってみると、ルートを教えてくれそうな老人が後からついて来て、聞いてみると王様が何か困っているらしいので、それを助ける事にするが、魔王の使いと戦う為にはレベル不足と言う事で、地道にレベルを上げる事にする。
で、そのうちにRPGにうまく嵌る訳だ。
まあ、嵌ったかどうか分からない黛が一番レベルを上げたみたいだが。
暇つぶしの為には本当に人の迷惑を顧みない王子だが、ひょっとしてこれは稀代の暗殺者立花先生を地球の教師に職業替えさせて自分の身を安泰にする深謀遠慮なのでは?w