秋葉原の北辺にある3331 arts chiyoda
今月の新建築に3331 arts chiyodaが載っていた。完成したのを知らずに居たのでこの週末に秋葉原に行ったついでに見てきた。
何故この施設を気に掛けていたかと言うと、施設そのものの成り立ちが面白いのも一つ。ここは元々千代田区立練成中学校で、廃校となった建物を利用して「3331(3331 Arts Chiyoda)は、アーティスト主導、民設民営の参画、領域横断のスタイルを旨とし、東京と日本各地、また東京と東アジアのハブとなる「21世紀型オルタナティブ・アートスペース」です。」(当該公式サイトのmetaタグのdescriptionから)と言う施設になったから。廃校を改造してアートスペースになったのだ。
カフェエリアもあるのだが、パスタ1,000円とか大変お高いので、これはちょっと。自販機は100円だった。気候の良い日は手前のアプローチとなっている練成公園で休むのもいいかもしれない。
さて、これらの3331とか練成公園とかの名前にぴんと来る人がいるかもしれない。
まず、練成公園だが、ここはあのアキハバラ解放デモ(平成19年6月30日)の集合地になった場所だ。当時のブログを見ると、この練成公園はもっと緑がこんもりしていた場所である事が分かる。Googleマップの航空写真は未だに当時の状態を残していたので、記録の為にキャプチャしておく。
かつての練成公園について書かれた記事→公園探訪:千代田区・錬成公園
そして3331の方だが、ここはあの空フェス(平成22年3月6日)の会場になった場所。ご存知のとおり空フェスはそらのおとしもの一期の衝撃的なぱんつが空を飛ぶEDに触発されてぱんつ飛ばしイベントとして開催されたものだ。空フェスが開催された時は既に3331 arts chiyodaとして建物の利用が始まってはいたが、改造工事は未だ最中で、練成公園も改造工事中でフェンスが巡らされていた。
そして昨年の6月27日頃に3331 art chiyodaがグランドオープンしたらしい。