放浪息子・第1話
なんとなく聞こえて来たネタバレで男の子が女の子の服を着る話だと言うのがあったのでそれ自体は想定の範囲内だったが、登場人物の心の揺れ動く機微がこれだけ描かれる作品とは思っていなかった。これはいい。
それにしても彼・彼女らはほんのちょっと前までは小学生だったとは思えない程に考え方が成長してるなあ。
二鳥姉弟はモデルやってたの?姉は少なくとも今もやってる様だ。修一は高槻よしのにふられたと言っていたが、今の関係はそうは見えない。未だ友達でいましょうがふられた形なんだろうか。そこにおっかない千葉さおりが絡んでいて一筋縄じゃないし。有賀誠はよく出来すぎの親友だ。
「じゃ、また明日とまた一年ね、よろしくバイバイ」
なんでこんな凄い台詞が言えるんだ中学一年。
と、まあ登場人物のキャラ立ちも充分だし、おっかない千葉さおり=南里エッタ、詰め襟更科千鶴=人妻千葉紗子、二鳥姉=奈々様、姉の友人=ほっちゃん、と、なんだこの最近にしては異様な取り合わせはと言う配役。
そして舞台が見覚えあり。
ああ、こりゃ聖蹟桜ヶ丘駅前じゃん。
(→Googleストリートビュー)
前に11eyes+はにはに+百草団地探訪で行った時に記憶に残った風景だったのでGoogleストリートビューで確認したらその通りだった。ぐぐると、その他に高円寺の古着屋だとかあずま通り商店街だとか高円寺ブックスオオトリだとか出てきて、そう言う辺りが舞台背景になってるのか。
で、二鳥家の団地、どこ?
とまれ、そう言うのを抜きにしても冒頭で書いた様に登場人物の色々な心の動きが見ていて面白い。木曜深夜を4本各々第1話見た事になるが、この放浪息子が一番楽しかった。
ところで、こんなにかわいい男の子なのに、でも寝たらしちゃうんだぜ、とか冗談ぽく考えていたら、本当にしちゃいやがりまして、最後はクソワロタよw