俺の妹がこんなに可愛いわけがない・第8話
サブタイが「俺の妹がこんなにアニメ化なわけがない」と言う、訳の分からない状態だが、見てるこちらとしてはこんなに容易くアニメ化なわけがないと言いたかった。前回の雷撃文庫からの打診があって一体どれだけの時間が経ったんだ。打診→書籍化→売上の数字出る→アニメ化の話の過程でどんなに短くとも物理的に数ヶ月は経ってるんじゃないのか。
それはともかくアニメ化。
企画はアスキーメディアワークス(がモデルの会社)らしい。担当は伊織・フェイト・刹那さん。何故にフェイトちゃん。ひとりで行くのが気後れした桐乃は沙織と黒猫にどうしてもついてきて欲しいと言うのなら連れて行ってあげてもいいのよと明に(ここまではっきりしていたら暗にじゃない)つきそいをねだる。
行った先の顔合わせの場で自分の希望をまくしたてる桐乃。ここら辺はまさに厨房と言う感じだ。しかし制作側にも大人の事情があって桐乃の意見はほとんど通らない。まあ確かに先が5ヶ月しかないんじゃ費用面はともかくとして声優さんのスケジュールの空きが取れない可能性は高いよね。大人によってたかってやりこめられてショックの桐乃だが、プロデューサーのフェイトさんはちょっと手腕がなさすぎじゃない?まず、このアニメ化がどんな感じで進められるのかを事前に桐乃に話しておかないといかんだろう。そして大人が4人がかりで中学生をやりこめそうな雰囲気になったら何らかの助け船を出してやらなくちゃ。大人同士じゃないんだから。
向かって左から一、二、三、四かい!
ご丁寧に名字と名前両方に数字が入ってるなw
(これは後で京介が会った時)
この話を聞いて京介が次の打ち合わせに桐乃の代理で出る決意をする。桐乃の原作を粉々にするやり方が納得できないと。
中村橋かよ!
中村橋の駅前、広すぎだろ。
この作品って地名は全然ごまかさないんだったっけ?そりゃ秋葉原はごまかさんだろうが。
アニメ製作会社はこれ作ってるAICがモデルか。
しかし京介だって「高校生の子供」なんだよね。ライターの攻勢に口でうまく説明できないでいる所に秘密兵器の黒猫爆弾が炸裂した。
ライターの痛い所を突いたと言うか、或る意味その通りなのだが、その通り過ぎるとキレてもおかしくないのを存外このライターはこらえた。黒猫の激しい攻撃に制作側も考えるところがあったかもしれないが、沙織がもっと地ならししても良かったんじゃないかな。制作期間が短いのに原作改変はかなり危険で、しかも主人公の性別を変えちゃったら原作派に完全にそっぽをむかれるだろう。いくら穴埋めかもしれないと言って、総スカンを食らう様な作品を作るのは営業的にもちっとも嬉しくないし、監督や脚本家には原作クラッシャーの経歴までつくかもしれない、そう言う不利益をといたらちょっとは違ったのではなかろうか。
監督さん、高校生に土下座させちゃだめだ。
見た限りでは黒猫の攻撃の方が有効そうだったが、その黒猫は京介が桐乃の為に土下座したのに驚いた模様。京介にちょっとは興味が沸いたか黒猫。
こんな顛末に気づいてないのか、目を瞑ってるのか、知らないふりをしてるのか原作通りの方針に転換して桐乃はごきげん。
そしてとうとう最後の人生相談だそうだ。
終盤4話ほどを費やす人生相談編になるのだろうか。
ところでここ、椎名町だね。椎名町1号踏切。
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