とある魔術の禁書目録II・第7話
うまく美琴の目を欺いてテレポートで逃走出来たかと思ったゆりっぺ結標淡希。しかし美琴の戦いを追って来ていた黒子がそれを逃さなかった。初春情報にあった自分自身のテレポートを避けるトラウマがきいて呼吸が激しくなっているところへ黒子の逆襲が突き刺さる。
今回はほぼ互角か押し気味に戦っていた黒子だが、痛みで逃げ損なって机などの下敷きに。勝者面して黒子の説得と自分の目的をぺらぺら喋り始める淡希だが、黒子の美琴への信頼をよく分かってないのが敗因だ。ツリーダイアグラムの復活とかぬかしあそばして黒子の反抗心を気づかぬうちに燃え上がらせる。
おかげで精神的には黒子の方がすっかり優位に。痛みを克服して立ち上がった実力行使の黒子の攻撃に怯える淡希。もう能力でもなんでもなく、普通の飛び道具を撃ち放つ。しかしこれは黒子にきいた。うずくまった黒子に勝ち誇った気分で蹴りを入れ、とどめとばかりにこのビルの上に4.52tの重量を(具体的には何?重力だけ?)を移動させると言い捨てて外へテレポート。自信のテレポートだからまた精神負担は大きかったと思うが。
一方でこの事態を察知したミサカネットワークの10032号が当麻の所へ。一方通行の傍にいる打ち止めがその相談を口に出したものだからそれとなく一方通行も事態に気づいた様だ。「ち」とか言っちゃってさ。
10032号の様子からすぐさま動き出した当麻。手際よく美琴を見つけ出して黒子の所へ行くぞと。
もう、上条さんったら、まーた美琴のフラグ立てちゃって。
能力者同士が争った反応の場所へ駆けつけた美琴が何とか間に合う。ビルを揺るがして降りかかる荷重めがけて美琴のレールガンが。吹き飛ばしただけでは済まないと黒子が思った所へおそるべき軽業で登ってくる上条さん。黒子を抱きかかえ、移動してきた4.52tめがけてイマジンブレイカー炸裂。
なんだろう、人間業じゃないんだけど、上条さんなら許しちゃう。私は若い男性キャラにかっこいいなんて思う事はほとんど無いんだが、この上条当麻は別格だなあ。本気で体当たりして行くからかな。
逆にうまく逃げおおせたと思った淡希には悲惨な末路が。逃げる先だった外部組織の連中は電話の向こうに「じゃん」の声が聞こえたかと思ったら無惨にも壊滅した状況が実況される。挙げ句の果てがどこに頼ろうかとレムナントの入ったトランクを引きずってうろうろしていたら打ち止めの様子から事態を片付けに来たアクセラレーターさんに遭遇。
学園最強の能力者に敵う筈ないとか一旦はびびるものの、そう言えば脳に損傷を受けてもう演算能力なんて無いだろうとか、つまらない強がりをしたせいでアクセラレーターさんの恐ろしさを味わう結果に。
えー、ちょっと哀れだねw
しかしおかげで一期のミサカネットワークとアクセラレーターとかその辺りをかなり思い出した。
まあその辺りに功績のあった淡希編と言う事で。
<追記>
2ちゃんねるを見て、一部、原作未読のせいで解釈違いがある事が分かった。
「ビルを揺るがして降りかかる荷重めがけて美琴のレールガンが。吹き飛ばしただけでは済まないと黒子が思った所へおそるべき軽業で登ってくる上条さん。」
→これ、美琴は荷重を吹き飛ばす為にレールガンを撃ったんじゃなくて、荷重が出現する場所へ当麻が一直線で登れる様にビルに穴を開けたんだそうだ、原作では。