世紀末オカルト学院・第9話
教頭が降霊術。
降霊術って、やっぱり呼び出せる人間の範囲に限界があるのかな。術者がイメージできる相手とか。その割には今回のは教頭の知らない子の様に見えたが。あるいは霊も物理的な距離と言うのがあって、その場の近くに居ないと降霊して来ないのか。どうせなら卑弥呼とか降霊させて「ぶっちゃけあんたの国ってどの辺にあったのよ」とか聞いてみたい。
さて、こずえの空気の読めない提案で降霊させるのは前学長・マヤの父・神代純一郎と決まった。まあこれならこの場の誰もが知っているし、もし霊に物理的距離があるとしても遠くには行ってないだろうし。
ところが降りてきた霊は子供。私はてっきり男の子かと思った。そしてまさか神代純一郎は神代純一郎でも子供時代の姿で降りてきたのかとか。
でも降霊した子は女の子でみんなが全然知らない子。
雪を残してその場から姿を消したかと思ったが、気になるマヤ達の目の前に意外な方向から再登場。スマイルの背中におぶられて。でもJKには見えないのか。
家に帰りたがっている子を戻してやる事にするマヤ。一応この子の名前は岡本あかりで通っていた学校もJKの鋭い推理で判明。小学校の先生からかつてあかりが住んでいたアパートに行ってみたら、あかりは自分の部屋とおぼしき場所に駆け寄るが様子がおかしい。
これは多分玄関で凍死したよね。
やって来たアパートの大家さんに聞いてみたらやっぱりそうだった。ある日のクリスマス、あかりは外に座り込んで凍死したのだ。やっぱり父をずっと待っていたのかな。そのせいかその後探し当てたあかりの父親は話を避ける様な感じだったし。
それにしても終盤になって一見話の本筋とは関係なさそうなあかりのエピソードを前後編かけてやるのは、やはりノストラダムスの鍵と何か絡みがあるからだろうか。
そう言う意味ではよりいっそう文明にまとわりつく様になった美風がどんどん怪しくなってる気がする。
キャストで、
岡本あかり 水瀬いのり(新人)
と出ていたが、新人注釈入りのキャストって、以前シャフトの何かのアニメでやってたよね。
何だったっけ。