プレミアム8<文化芸術>クラシックドキュメンタリー▽ヘルベルト・フォン・カラヤン
@NHK_PRのついーとで当日知って慌てて録画予約した。7/12にBShiで放送したもの。制作はUNITEL/MR Film 2007と言うからカラヤン生誕100年を記念した作られたのだろう。
この番組はカラヤンにまつわる人々が次々と様々な事を語ってくれる形式なので1時間半の長さながら全く飽きない。飽きないけど、平日にそれだけのまとまった時間をとる事がなかなか出来なくて月曜の録画を木曜日に見る事になった。こう言うドキュメンタリーのテンポの良さはやっぱり欧米に限る。NHKに作らせると関係者の話がだるくなって30分で飽きて来る。
関係者のキーシンが若すぎてワロタw
そう言えばこの頃TVを見てなんつーガキが出てきたんだと思ったものだった。
カラヤンは私が初めてLPを意識して買って貰った(当時のLPは高くて自分の小遣いで買えなかった)盤の指揮者。それ以降も何かとカラヤンの演奏が多かったせいかすっかりカラヤンでimprintingされた気がするが、私がカラヤンを好きなのは多分それだけではないと思う。
そんなカラヤンの生演奏を聴いたのはたった1回だけで、昭和59年10月23日に普門館で演奏されたブラームスの3番と1番だった。既にベルリン・フィルとの不仲が表面化していた時期だったので最盛期の完成度は感じられなかったが、それでも凄いなと言う印象だった。
帝王の印象しかないが、番組中で見せたジョーク好きの面と妙な表情は初めて知った。こんな側面もあったのか。
二十世紀の巨匠指揮者に熱狂出来た時代がもう二度と再び無いかと思うととても寂しい。