WORKING!!・第11話
山田の朝は屋根裏で始まる。いや、屋根裏に住んでるからそうなんだけど。屋根裏でけえな。遙か昔、同級生の家が牧場主で、そこの藁とかを積んでいる建物の屋根裏に入った時がこんな感じの広大な屋根裏だった。
どうやら日中はパートの人達がワグナリアをきりもりしているらしい。パートの人達が来る前に身繕いしろと言っていたので。当然ながら学生の宗太・ぽぷら・まひる・佐藤は夜の部だ。あれ?山田、家出してるのは確かにそうだが、完全に学校にも行ってないのか。退学になるぞ。
先日以来、ぽぷらの宗太を見る目が違う。もう我慢できなくて告白して来ちゃうと言う。黒髪ロングのカツラを宗太にプレゼントして人生目標のお姉さんになって欲しいと。
宗太、複雑っつーか、けっこうきっぱりと断るな。
相馬が持ってきた昔の写真で入店した頃の回想に耽る佐藤だが、この話ではあまりはっきりしないが、どうやら八千代が先で佐藤が後の入店らしい。そんな訳でその回想上では八千代が先任なのだが、佐藤の壊そうな雰囲気にちょっとびくつき気味。杏子に言われて佐藤と話をしようとする八千代、可愛い。
この時にうっかりときめいた佐藤、以降はそんな気持ちをまるで逆撫でされるような八千代の杏子への思慕を見せられて気苦労が絶えないな。
近所のおねいさんと言う事になっている梢が来店。ファミレスで酒をかっくらうってのはいかがなものか。その時に梢の名字も小鳥遊と聞いてぽぷらは「凄い偶然だね!」
いやいやいや、札幌に小鳥遊って姓、そんなにないから。つか、最低限親戚じゃないかって思わないのか。
お客さんが置いていった怪談本でうっかり怪談大会になってしまって怖がるぽぷらとまひる。ぽぷらは佐藤が車で送っていく事に。ぽぷらの家はそんなには近くはないのか。まあバスでちょっとなのかもしれない。一方で一緒に帰る宗太とまひるは徒歩圏内の様だ。
宗太が一般的な学ラン、ポプラが一般的なセーラー服、まひるが黄緑のブレザーって、どこの制服が前提かな。まひるのは無さそうだなあ。
ぽぷら、静修とか?(ちょっと調べてみる・・・あ!静修って今は共学なのか)
まひるのは色は違うけど白陵のに似てる。て言うか、初めて聞いた名前だ白陵って。平成になってからの新設校なのか。札幌は東西南北と旭丘くらいしか知らなかったからなあ。
まひるが完全にびびってしまい、しかも今日は帰っても母親がいなくてひとりぼっちと言う事で小鳥遊家に泊まる事になった。ついでに後をついて来た山田も。宗太、こんな事をさらっと決めるのか。いきなり女の子を連れてきてお泊まりさせるなんて。
ああ、梢の相手させる為かw
風呂上がりのまひる、ヤバイ。
これもヤバイ。
まひると宗太が普通に話をしているのを見て感心する梢に、山田はまひるの事をどうしようか思案に思案を重ねた結果、「伊波さんは小鳥遊さんの事、好きなんです」
考えた結果がそれか、山田!
そうと知って繊細かつスマートに密室に男女二人を一緒に籠もらせる梢。
聞き耳を立てる梢にお約束の台詞が部屋の中から聞こえてくるが、ドアを開けてみたそこでは山田が言ったとおりにカードゲームをプレイ中の宗太とまひる。
ふたりでババ抜きしてどーすんだ。
やるならロイヤルマリッジだろ。(正式名称はシュナプセンって言うのか?しかし過去に家族以外で唯一これを知っていた人が、同じ高校から同じ大学の同じ学部の同じ学科の同じ専攻に進んだ女の子だけだったが、その人もロイヤルマリッジって言っていたけどなあ)