閃光のナイトレイド・第10話
うーん、これは完全に終わった様な気がする。今回の話が今の深夜アニメの視聴者層のどれだけに拒絶されないで済んだのだろうか。視聴していて他人事ながら心配になった程だ。
石原莞爾の思想はあの通りだ。欧州大戦を経た帝国主義諸国はやがて最終的にいくつかの帝国が残って最終戦争へ向かうのは必然。日本はその列強のひとつとして最終戦争で米欧の帝国と戦って勝ち抜かねばならない。それには現在の国力では不足であって東亜においてその地歩を築かねばならない。その過程が満蒙支配だ。
そんな石原莞爾の思想に魅せられたのだろうか。高千穂勲は核兵器を作り、伊波は彼の話に耳を傾けてしまった様だ。前回は三好が、そして今回は伊波が私情に走りおって。桜井さんはかんかんだよw
それにしても伊波はそれでいいのか。おばあさんが渡してくれたおじいさまの手帳には軍人としての訓戒が書いてあったんじゃないのか。そしてあのおばあさんの雰囲気からしたらおじいさまが書いた中には軍人たるもの政治に容喙してはならぬとかあっても良さそうなものだが。
さて、今回雪菜が保養していた大連郊外の海岸。大連港と大連市街は半島状になっている大連の北側の海岸だが、あそこは南岸ではなかろうか。星ヶ浦とか老虎灘とか。市街とは山越えになるんだなあ。
当時の大連の地図
今回は
大連舞台探訪~(をいをい
雪菜がはっていた場所
大連港第二埠頭の客船ターミナル待合室