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閃光のナイトレイド・第13話

うーん、なんだかしまりのない終わり方になった様な。
このシリーズ、どれだけの視聴者が楽しめたんだろうか。私は仮想舞台探訪が楽しめたは収穫だったがw

現代日本の目による良識からしたら高千穂のやろうとしている事は阻止されねばならない流れなのだろうが、高千穂の言っている事もその通り。三好がどこか無人の所で新型爆弾の威力を見せればいいじゃないかと言っていたが、人間は実際の痛みが伴わないと真剣に向き合わないのはこの現代に生きる我々だって承知の事だ。自覚症状が出るまで慢性疾患の元を排除しないと言う個人レベルに始まって、バブルが崩壊してみないと投機熱が納まらない市場とか、開戦してみたものの沢山の戦死者が出なければそれが失敗だったと気がつかない政府と国民のレベルまで過去から現在まで何ら変わる所がない。だから高千穂は本物の高性能爆弾を列強の租界の集まる上海に落とそうとする。

三好はだからと言って未来の為に今の惨劇を容認出来ないし、伊波は高千穂の理想に疑問を持った挙げ句、目の前での棗の死にあって結局のところはその手法を肯んぜなくなる。

それでも高千穂の理屈を覆しきれなかった三好と伊波に道を拓いたのは桜井であり、その桜井にずっとつきそっていた壱師。静音が日の本の予言者であった様に、壱師は中国大陸の守護者か?その割にはずっと桜井に付き添っていたが。

高性能爆弾の当事者達が一気に消えたかと思ったら残った市ノ瀬が典型的な小者悪役科学者の痴態を演じて、大儀の為など何処吹く風で自分の仕事の成果だけを確かめようと爆弾を抱えて爆撃機を離陸させる。三好と伊波がそれを阻止するのだが、三好、お前は大気圏外まで吹っ飛ばせる力があるのか。

シリーズの幕引きは雪菜。兄も棗も喪って兄が阻止しようとしたこの国の行く末をこれから見守る事になる。
「希望のかけら」は残ったのかね。あの写真で。
参考資料

それにしても今回のパスワードは非道いな・・・
参考資料

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