いちばんうしろの大魔王・舞台探訪・東海大学湘南キャンパス
本当は第1話で既に登場していたのに、ハギア・ソフィアだの駒沢給水塔だのに気を取られて見落としていた東海大学湘南キャンパスの建物。この第4話では随分と目立ったので「おや、この昭和モダン建築は背景さんが自力でデザイン出来るものじゃない、どう見ても実在の建物・・」と、検索をかけたら東海大学湘南キャンパスがひっかかった。あー、そうか、山田守の設計か。(→建築家山田守研究所 - 山田守建築の紹介(湘南キャンパス編))
と言う訳で、つてを頼りに東海大学湘南キャンパス迄行って来た。
阿九斗と不二子が話をしている噴水のある場所。背景の1号館が非常に印象的。
方向を変えると同じシーンは難しい。
グッゲンハイムな建物wは3号館。左手にチラと見える建物は2号館。
2号館から不二子が阿九斗達を見下ろしていて、そこに照屋栄子がやって来た。2号館は一件現代風のガラスのカーテンウォールの様に見えるが、当時(昭和39年)の建築なので中身はこうなっている。
ここの扇型階段教室のスクリーンにけーなが宝の地図を投影した。
1号館の屋上に居る阿九斗と不二子。
魔法の練習の時の阿九斗と絢子の後ろにあるのは4号館。
1号館の雰囲気で気がつく人がいるかもしれないが(建築関係の人は当然知ってる)山田守はあの京都タワーの設計者。私が一番最初に山田建築に触れたのは東海大学の代々木キャンパスの2号館。昭和41年頃かな。建物中央にある螺旋スロープが面白くて、これが現代建築(当時)なのか!と心に刻んだものだった。