君に届け・第21話
千鶴の失恋も龍への愚痴でかなり解消。しかし徹には何かのけじめをつけたい様子だ。ところがそこに徹が現れた。本当ならもう札幌に帰っている筈なのに。
何しに来たんだ真田にいちゃん。千鶴とふたりになって夜の北幌を歩く。薄々気づいていた千鶴が自分を慕う気持ちに徹からも区切りを付けたかったのだろう。でも少女マンガのいい男ってのはこう言う時に過去の体験をなぞったりして雰囲気を盛り上げて最後の一言で免罪符を貰うんだよねw いや、まあ今回もそうだった訳だが。
札幌から車で3時間半かかると言う北幌町。多分雰囲気的には作者の椎名軽穂の出身地の羽幌町なんだろうなとは思っていたが、距離的にもそんな感じかな。今回初めて港が出てきたし。以前、札幌から留萌まで車を運転した時もそんな時間間隔だった。もっとも当時は道央自動車道が出来ておらず、275号線をひたすら走ったので留萌までで結構時間がかかったが。
と言う、北海道の町並みを歩く二人だが、確かに北海道ぽい背景もあるが、そんなに家が建て込んじゃ本州だろうと思われる場面も。
背景はどう依頼してるんだろうね。
灯油タンクがあるのは北海道らしい。
徹との事に一区切りがついたとは言ってもやっぱり簡単に気持ちが切り替わるものじゃない。ひとりで埠頭にたたずむ千鶴。なんか、いきなり外海に面してる埠頭に見えるが、日本海の荒波が打ち寄せる羽幌じゃそれは大変な事になるんでは。
最後に見える埠頭シーンは実際の羽幌の港とは全く違う感じ。
(参考:Google mapで羽幌港)
舞台設定は「北海道の小さい港町」と言う程度なのかな。