ささめきこと・第8話
前々から朋絵とみやこの間が妖しいとクラス内で見られていたものの、まさか真正面切って本人達に聞けなかったところが、最近は純夏が朋絵達とよく一緒にいると言う事で純夏の方に聞いてきた。
出来てるんでしょ、と言われても答えに窮する純夏。ちょうどそこに自分たちの名前が聞こえたと言う事で朋絵達が戻って来てあっさりと肯定。
話はどんどん進んで行くのにいたたまれなくなった蒼井あずさが遂に立ち上がる(チラチラ出ていたけど、本格的に喋るまで長かったな)。
教室であからさまにそんな話をするなんて不潔よ!
ところが朋絵の反論は強烈だった。
休学していたせいで実は二歳年上だとこの時に明かされる朋絵だが、日常感覚は尋常じゃないな。純夏はもっと朋絵とのつきあい方を考え直さなくちゃいかんのじゃないか。普通の範疇からの逸脱度が違うだろ。
当然あずさはびっくりして教室から逃げ出すが、「委員長」の純夏にあずさのフォローが任される。委員長、そんな事までしなくちゃいかんのか。
純夏が追いついた先で織野真紗香の純愛の世界を滔々と話すあずさ。しかし織野真紗香って実は汐の兄なんだよね。言うに言えない。戻ろうとしたところであずさが階段で足を踏み外してもろともに倒れる二人。それを見かける汐。ホントに純夏はどこからどこまでも「男役」だな。
これでアバンに出てきた汐が涙をこぼす場面に繋がるのだが、何だろうね、この涙は。単純に考えちゃっていいものか。純夏も汐も何なのか分かってないし。
気まずいまま純夏の家での勉強会になったが、様子がおかしくなったふたりに朋絵がわざとアイスティー(かな?)をぶっかけて二人きりで話が出来る機会を与える。流石年長者と感心する純夏。
あれ?
おい、ここは汚れちゃったからふたりで入浴するシーンになるべきじゃないのか!
汚れたシャツを干しているところで汐は自分の涙の理由は純夏が乱暴な男の子に見えたからだと自分を納得させる。純夏はあまり納得できんだろうが。そこへあずさ到来。
織野真紗香を知っていると言う事で、純夏を同好の士と認識して自分の作った同人誌まで持って来た。
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しかしそこにはあの朋絵とみやこも居た訳だが、あずさにとっては意外な事に朋絵はその同人誌をきちんと評価してくれた。
あずさも女子部要員ですか?