Business Media 誠の「講義ノート屋」に驚愕・ついでにパクリまがいの書きっぷりに驚愕
そもそも「講義ノート屋」と言う物が存在していた事を初めて知って驚いた。
Business Media 誠:珍商売「講義ノート屋」凋落に見る、大学全入時代の病
講義ノート屋って何だ?いや、名前から何となく想像できるが、そんな商売が存在していたのか?しかも一度繁盛したものが今は凋落だそうだ。もし時代の差だとしたら私の大学時代と二世代もギャップがある事になる。流石に私の大学時代は既にコピー機は普及していた。大学生協でリーズナブルな値段でコピーが出来る時代にやっと突入した頃だった(それ以前のゼロックス時代は値段が高くて「コピーは高いから青焼きにしろ」と言われた)。だから講義ノートのコピーは出回っていた。と言うか、コピーのマスターはいつも私のノートだった。しかしそれは友人間で出席していない日のノートを補完するコピーだった。まさか商売にまでなったなんて。
講義ノート屋と言うものを初めて聞いた私は検索をかけてみた。するとこれがひっかかった。
講義ノート屋が繁盛してる大学はドキュソ大学(2ch.net)
このスレが立ったのは2001/04/19(木) 22:23。今となってはドキュソと言う表現が懐かしい。この時代には既に普通に存在し、しかも大学当局から牽制を受けていたらしい。
しかし検索でひっかかったサイトにはもっと不思議なものがあった。
ここで引用されている朝日新聞の記事がそっくりそのまま今回のBusiness Media 誠の記事に登場している。しかも上記のはてなダイアリーが書かれたのは2008-10-05 01:15。半年以上前。朝日新聞のサイトの痕跡から、当該記事は2008年10月04日19時12分に掲載されたものらしい。
と言う事は、今回のこのBusiness Media 誠の記事はパクリですかい?しかし検索結果の別のページを見ると若干事情が違ってくる。
Business Media 誠のページにもある様に、これはINSIGHT NOW!から持って来た記事らしい。そのINSIGHT NOWの記事の痕跡がGoogleキャッシュにあった。
珍商売「講義ノート屋」凋落に見る大学全入時代の病。 :: INSIGHT NOW!(Googleキャッシュ)
今回の記事と全く同じ内容だ。
いや、違う!
違うのだ、一部が。
今回のBusiness Media 誠の記述(クリックで拡大)
昨年の記述では「ニュースが、先週全国を駆けめぐった」と朝日の記事を引用している(記事へのリンクがある)。しかし今回の記述では引用である事がすっぽり抜けてあたかも自分で調査したかの様な書き方になっている。今回の書き方はどう見ても「引用」にはあたるまい。それが堂々とBusiness Media 誠のサイトに載ると言うのはどういう事だろうか。
パクリまがいの書きぶりにこの記事には二度びっくりだ。