16:9を左右カットされるより、4:3を上下カットされる方が不自然さを感じない件
空を見上げる少女の瞳に映る世界がMUNTOのTVアニメ化と言うのは聞いていたが、話も絵もそのまま使われていると知ったのは割合最近。空を見上げる少女の瞳に映る世界の第6話を見てからMUNTO2を見比べてみたら先日個人的に比べてみたとおりにMUNTO2の画面を16:9になる部分だけ切り取ってると言うのが分かった。
これがそう。OVAのMUNTO2が外側の大きい4:3枠で、現在放送中のTV版が中にある色の濃い部分。実際は両者のキャプチャをオーバーレイして重なる所を乗算したもの。
一方左右をカットと言えば悪名高いTBS木曜深夜枠。今なら明日のよいちとか。以下の物は外側の大きい16:9がBS-i版で、中の濃い部分は地上波TBSの4:3放送。
よいちの方は左右カット4:3だと遠くで見ているいぶきの姿が欠けてしまって何だか変な印象を受ける。それに比べてMUNTOの方は、まあこれは景色だから違和感は少ないが、欠けているのが分からない。但し4:3側を見れば上空から光が射す光源がカットされて、絵としての完成度が低いのが分かる。しかし人物の時には上下に並ぶ事はほとんどあり得ないので「存在しなくてはならない人」がきちんと見えていないと言う現象は上下カットでは起きない。一方で左右カットの時にはこの様にカットされる可能性が高くなる。
だからTBSは左右カット4:3なんて不良品を放送するのは早急に止めて、木曜深夜枠を16:9にすべきだ。一方のMUNTOの方だが、tvkや東京MXはOVAの上下カットをされた挙げ句に超額縁で放送されているのだから(つまり上下の黒い部分は本当は絵がある空間)これはこれで全く情けない限りだ。