とらドラ!・第11話
サブタイは大橋高校文化祭【前編】。と言う事で前半は文化祭のクラスの出し物の話。男子が結託してコスプレ喫茶案を通す事にしたが、何を血迷ったか文化祭実行委員の春田が最後の最後で「籤引き」とか言ったせいでプロレスショーになってしまう。いや、そこは「籤引き無効!」と叫んで多数決に持ち込むべきだろ>男子。

それにしてもチャイナ服で櫛枝を想像するまではいいが、そこに大河が入り込んでくる辺り、相当大河に染まり始めてるな、竜児。

櫛枝はなんで鼻血を出したんだ。ヒャッコの杏藤子々みたいなもんなのか。

文化祭の話で押し通されるのかと思ったら後半では大河がマンションで一人暮らしをしている理由が今回分かった。父親が再婚して、その再婚相手とそりが合わなかったのだ。親が何らかの理由で片親になったケースでは、世間の綺麗事の了解事項では親の再婚を子供としても祝福しましょうみたいな事になっているが(大抵のアニメ作品はそう言うのばかりだ)、私はそんな事はないと思う。
これ迄別々に暮らしていた人間がそう易々と同じ屋根の下で暮らせるものではない。独自の生活感を持っていれば持っている程それ迄は全くの赤の他人だった人とは馴染めない。結婚した者同士はお互いに目がくもっているから少し位の溝は埋められるし、そもそも或る程度はその点を了解した上だからいいのかもしれないが、子供はそうは行かない。
この大河のケースではそりが合わなかった大河が、そっち側の人間と見なした父親を「見捨てた」と言う事で家を出た訳だ。で、結局のところ父親は相手と別れて大河とよりを戻したくてそれが何とかなされた訳だが、つまる所、別れなかったら戻らなかったんだよね、多分。

昔と違って今はアニメの作中でかなり本音に踏み込める時代になったのだから、いいかげんもう綺麗事を言うのはやめろ。所詮、親の再婚に子供はついて行けないのだ。
今回は勢い余って話が大きく逸れたがw、とらドラ!で一番楽しめるキャラってやっぱ恋ヶ窪ゆり先生だよね。


