とらドラ!・第10話
何かが何とかなりそうで結局何ともならなかった夏休みの川嶋家別荘物語。
竜児と大河の櫛枝を怖がらせよう作戦はなかなかはかどらない状況。そこへその話を聞きつけた北村が参加し、自体はまた動き出す。北村はこの計画に亜美も参加させると言う。だが亜美の態度は微妙。これまでチヤホヤされて来た子が、自分にふりむかない男の子を見て俄然何とかしたくなると言うのはよくある話で、多分今の亜美はそう言う段階なのだろう。自慢の白ビキニ姿を見せても反応の薄い竜児に大いに不満。

ちょっと誘ってみても誘いに乗ってこないし。



そんな訳で、竜児がお目当てとしているのを知りながら、何故櫛枝にこんな事をするのかと問う訳だ。そして回答が得られないとヘソを曲げて協力を拒否。
亜美が協力を拒否したせいで洞窟の仕掛けは北村が一人で仕込む。その上洞窟に入ってからもバカらしくなった亜美は一人で先に帰ると言って別れる。一人にしておけない竜児がその後を追いかける事で、かくして竜児と亜美の二人っきり状態が出来上がり。
ここ迄お膳立てが揃ったら何かあるんじゃないかと思ったが、そうでもなかったなあ。もっとも櫛枝の悲鳴が無かったらもう少し進んでいたかもしれないが、現実にはそう言う割り込みが起きてブレーキがかかった訳で。
で、種を明かしてみれば櫛枝は実はホラー大好きな少女だった訳だ。いやね、北村も言っていたが恐怖の仕方が怖がっていると言うよりも堪能しているって感じだったからね。
と言う訳でそんなには進展の無かった夏休み。まあ亜美は竜児への印象がちょっとは変わった様だが。
ところで櫛枝さん。
花火のかたまりの方向に火の点いた花火を向けるのは危ないよ。


