ef - a tale of melodies.・第8話
火村のバカヤロウ。こんな聞く耳持たないヤツと論争したって始まらんのに挑発に乗りやがって。
まあ若いから仕方ないか。本当は居場所をつきとめられた挙げ句に部屋の中に勝手に入り込まれた事を踏まえて次はどうしなくちゃならないのかと言う方を考えなくちゃならないのに。それが動揺して(これも仕方ないんだろう)優子の待つ部屋にも帰らない。
その挙げ句またも手を放しやがりましたよ。火村を求めて探し回る優子が不憫で見てらんない。
それにしてもよく見つけたな。探偵でも雇ったか。
紙飛行機を見つけた時に優子が哀れみや同情でと言い出したのが分からなかったが、
あの中に書いてある文字が後から出てきてそこでやっと分かった。
ところで電気の点いている所に帰るのはいいなとはよく聞く台詞だが、幼い頃の家庭環境が変わってからはずっと電気の点いていない所に帰っていたせいかそう言う事をちっとも感じなくなったなあ。
これが慣れと言うものだろうか。