RD 潜脳調査室・第24話
気象分子散布に対して、書記長・ソウタ達が正式に面談による中止を円に求める。久島をあんな状態にした相手に真正面から話し合いをするとは思わなかったな。で、切り出しがミナモってのはちょっとずるいかもw
しかし久島が踏み切れなかった様に、その話し合いの場も決定的な根拠を円に示せないのであれば、押し問答で終わるのも仕方あるまい。
物語は久島やハルマリ、ミナモ達の視点で描かれ、強引な円の計画を止めるのが正義の様に見せられるが、冷静になって考えてみれば円の方に理がある気がする(本人達もそう言っていたがね)。
画面上はいつも描かれているのが綺麗な海と島のせいで、何故気象分子の導入を円が強く進めるのか見ただけでは分からないが、円の言葉の端々を聞くと地球の気象条件は人類が住むには厳しいものとなっており、無為に時間は過ごせないようだ。全然そうは見えないんだけど。そんな訳で気象分子による悪影響があると説明出来ないのであれば導入を躊躇う方がおかしい。
そんな理屈が全部円のダークなキャラクターで否定的な印象を持たされてしまっている。スタンドアロンで動いている気象分子システムの停止に向けて「みんなの力で」阻止にかかる。巨悪に立ち向かうかの様に。ここでミナモの何気ない一言がまたも活躍ですよ。素晴らしい主人公特性だな。
みんなの力を借りて円を倒したソウタ。でも散布は開始され間に合わなかった様に見えるが・・・