Pentium D 搭載PCがOSもついて2万円以下。だがちょっと待って欲しい
PentiumD 搭載でOSにWindows XPのProfessionalが入って17,800円だそうだ。OSの値段にすらなんねーw
PentiumD搭載PCが1万7800円! 今週末は中古、新品ともにパソコンが熱い(nikkeibp.co.jp)
これでOSが別に流用出来れば文句なし(部品はひょっとしたら流用するかもしれないとして)なのだが(多分出来ない)、だがちょっと待って欲しい。
この当時のこのクラスのPCは電気を食うんだ。ホント。自宅で電気使用量を昨年比でぐっと押し上げた張本人は1年前にメーカーリファーブ品として買ったPentium4搭載PC。CPUのTDPがPCの電気使用量を決める訳ではないがPentiumDって私が電気使用量で困惑しているPentium4のさらに上を行くよね。熱いのは比喩的な意味以上に物理的にもホントに熱い。
今のご時世電気喰いのPCはいくら安くてもあまり買いたくない。
それにしても国内メーカーは何やってるんだろうね。今や新機種が出てもPC系メディアは恒例行事としてのニュース記事は載せるが、「こんな凄い物が出たから記事にしなくては」と言う主旨の記事は皆無だ。一方でAsusやDellやHPなど、所謂世界規模での大手PCメーカーが出してくる物は何かが「こんな凄い物が出たから記事にしなくては」と言う形で記事になる。この辺りが国内メーカーと世界規模メーカーの違いなのではなかろうか。
で、今なら省電力を売りに(出来れば)したPCをこの秋には出すべきだったんだよ。その趨勢は昨年より前からあったのだから。
AcerのCEOが来日して「日本国内にはNEC、富士通、東芝、ソニーといった4つの主なブランドがあるが、M&A(合併・買収)が進み今後1―2年以内に3社に、さらに1―2年で2社にまで減るだろう」と言ったがこの調子なら間違いあるまい。国内メーカーは体力が無い上にユーザが求める物まで作れないのでは救いようがない。上記4社の中では世界シェアが東芝や富士通の1/3、ソニーと比べても1/2程度のNECが真っ先にPCから撤退するだろう。それこそ5年以内にNECのPCはこの世から消えてるだろう。