我が家のお稲荷さま。・第10話
サブタイがちょっと気になった。
「お稲荷さま。裏切る!?」なのだが、誰を裏切るかで話が随分違ってくる。結果的に「守ってやる筈の透を裏切った・・・様に見せかけた」と言う割合単純な話だった。
さて、フクロウの下の顔は六瓢。実は六瓢は遊行神で一カ所だけの土地を見ているのではなくて何カ所かを巡っている。そして自分が不在の地には代理を置いており、「六瓢ちゃん」はその一人だと言う。
六瓢ちゃんの方は創造主の六瓢にふりむいて貰えないもどかしさがあった。ところが今回のサカサエン喪失事件の時に取り戻したからてっきり褒めて貰えるものと期待していたのに六瓢からは逆に「お前にはサカサエンを任せておけない」と言われたものだから暴発。自分をきちんと見て貰う手段として天狐を利用しようと、そして天狐を動かす為には透をと、透に近づいた。
サカサエンで透を焼き殺すと言えば言う事を聞くかと思った六瓢ちゃんだが冒頭に書いたとおり意外にも天狐の答えは「構わない」。まあ見てる方はあの天狐がここまであっさり言っちゃうんじゃ何かあるよねと言う期待どおりサカサエンの業火は逆に六瓢ちゃんの方に降り注ぐ。
結局はこの騒動で六瓢が六瓢ちゃんの事をきちんと見てくれているのが分かって今迄の事を透に謝る六瓢ちゃんだが、いや、ちょっとなあ、何しろサカサエンの業火で焼き殺そうとしたんだからそんなにコロッと許しちゃっていいものなのか。一応六瓢ちゃんは乱暴者と言う伏線みたいなものがあるので、だから仕方ないと言いたいのかも知れないが。
それにしても六瓢ちゃんてドールだったんかよ。
ところで先週の予告であんなに期待させたコウの酩酊状態ってこれだけ?
全然足りませんよw