隠の王-NABARI-・第7話
戸隠の一派「フォグブルー」登場。首領の織田八重は他の里と手を組んでひとつ大きな仕事をすると言う。それが萬天の里だそうだ。
はて萬天の里に何を依頼するのかと思ったら兵器産業を手がけるユージン・フロスティの暗殺。いやあ、この古典的な死の商人は何よ。そもそも兵器産業ってそれなりに本格的な国家同士の戦争がないと全く売上が無いんだよね。テロみたいなのを相手にする戦闘は枯れた兵器をちょっと使う程度なので。東西対立も無くなったこの時代にどこでどんな戦争を煽っているのやら。
さて、こう言う暗殺業を萬天の面々が引き受けるかと言うと、予想通り拒絶。ところがここで織田八重は戸隠に伝わる禁術飯綱心眼を使って相手の心を読み、それをネタに「しぶしぶ引き受けるか、喜んで引き受けるか」を選択させ様とする。ところが虹一と雷鳴はそれを潔しとせずに八重を片付けようとするが、帷が引き受ける。よほど曝されたくない何かがあるらしい。
実はこの辺りの会話の時は、八重が使っている読心術ははったりによって相手に心の内を読まれていると思い込ませる能力なんじゃないかと思った。ところが、講演会場に着いた場面でもなお「半径3m以内しか読めない」と言う所を見ると、本当に禁術によって読めているらしい。
帷ひとりで今回の仕事を片付けようとするが、ユージン・フロスティの護衛にはあの宵風がついているではないか。簡単にはいかんのじゃないの?
ひさしぶりに壬晴の小悪魔出現。
今回もターゲットは帷。
「雷鳴の幸せは俺の幸せ」
雷鳴にも効くなあ