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mixiの仮想空間化はまだか

この記事を見てふと思った↓
「日本版のかわいい世界に」スクエニが仮想空間サービス、ニフティと提携(ITmedia)

いきなり話が逸れるが、上記の件に関するニュースは最初は以下の見出しで日経BPのサイトで見かけた。
スクエニとニフティ、女性/シニア層も対象にしたエンタメ・ポータルで提携

「女性/シニア層も対象にしたエンタメ・ポータル」の見出しに、「知るか、そんなもん」と思って記事の内容に目もくれなかった。ところが同じニュースでも見出しによって注目するかどうかが変わる。ITmediaの見出しに踊る「仮想空間サービス」で中身を見る気になった。こう言う風に同じニュースでも見出し次第で見るか見ないか大きく変わる。複数のニュースサイトをRSSリーダーに登録しておくのはこう言う方向からも意味があるものだ。

さて、中身なのだが、「新サービスは、仮想空間上でアバターを操作し、ユーザー同士が交流したり、無料ゲームをプレイできる。仮想通貨を使ってアバターアイテムを購入できるほか、音楽・動画の再生、ブログやメール機能などにも対応する予定だ。」とあって、大した内容がない。だってもう誰でも思いついてる内容でしょ?それだけで人が集まるの?人の居ない仮想空間と言う失敗例が山の様に横たわっているのだから。

そう言う意味では割合最近出たセガの仮想空間構想はまあまあイイ線行っている。ユーザはネットサーフィンをしていればよい。普段の行為が仮想空間を歩き回る行為になる。当初はあまり人がいなくてもいい。本来の行為の目的は仮想空間ではなくてネットサーフィンなのだから。その内に人が増えてくるかも知れない。

だがもう既に人が集まっている空間があるではないか。そう、mixiだ。

もうmixiには1300万人の人間が集まっている。アクティブ率が昨年末に58%まで「落ちた」と言っても750万人もの人間が集まっている。都道府県人口で言えば東京都・神奈川県・大阪府に次いで全国4位。しかも建前上18歳以上の人口だ。

ここが未だに仮想空間化せずにぶらぶらしているのが納得できない。やりようはいくらでもある筈だ。デザインを全員一律で一気に変えるのではなく、希望者のみ、或いは当初は募集人数のみで開始するとか。mixiは人口と言う貴重な財産を持っているのだからそれを活かすべきだ。

ミクシィが目指すミッション--「コミュニケーションのインフラ」という原点へ(CNET)

これはこれで意味がある。個人的には友人とのメッセージのやりとりは既に電子メールは廃業状態でもっぱらmixiのメッセージを使っている。到達性が良いからだ。電子メールは個人間のやりとりにはもうダメだ。ただ、mixiに入っていない人もいるのだから、その人たちとのメッセージ交換が出来る「信頼性を担保した」メッセージAPIが公開されるとよい。それがコミュニケーションインフラとしてのmixiに必要になって来るだろう。

早くmixi内のHOMEに「ゆっくりしていってね」を置きたいw

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