ARIA The ORIGINATION・第9話
夕焼けは今日と明日を繋ぐ永遠の刻。
夕焼けを見ると今日はもう終わりだけれども、このまま永遠の時空に放り出される気持ちになりませんか?
いや、私だけかもしれんw
多分子供の頃に刷り込まれた記憶だろう。
いつもARIAは綺麗なシーンを演出してくれるが、今回はこの夕刻に繋がる話だけでも私的にはいい話だった。ところがそれだけじゃあなかったのだ。
「頑張ってね」
この一言で、ああ、これはミドルスクールを卒業したアリスが試験されている話なのかと言うのに遅まきながら気が付いた。出発時にアテナがどこかに電話していたのは終着地に待っていた人達との最後の段取りの電話だったらしい。
文句なしにこれでシングルだ、と見ていたらアテナの手がアリスの右手にものびる。
え!
ちょ!
待て、二階級特進か!
思わず泣き出すアリスにこちらも熱い物が胸にこみ上げてきたよ。
いい話だったなあ。
ARIA第3期は第2期よりも好きな話が多い。第2期からあまりおいてなかったのでどうなのだろうと思ったが、第3期やってよかったと思う。