シゴフミ・第6話
なんとも見ていて気分の良くない話。
こう言う内容だからサンテレビが放送中止にしたのか。放送中止にまでする内容でもないと思うが。
ただ、話の組み立てとしては予想された範囲内だけで納まっており、特に耳目を引く様なものではなかった。掲示板に書かれた半分死人は同じ学校の生徒だったしそれを見て放置したばかりか同類にされるのを逃げた森下俊介が次の対象となるのも予想の範囲内。そしてシゴフミの届く先も中身も全て予想された展開(これだけ厳しく言うのもシゴフミの脚本はやれば出来る子と思っているから)。
予想外と言えば、
また新島要の学校か!
と言うところかw
幸いにも私の行った高校では知る限りにおいてそう言う事は無かったので今回の話がどれだけのリアリティを持っているのかは計り知れないが、そう言う目からだとリアルさがあってげんなりした。人間はヒト属の中で進化してくる過程で現在の様な社会性を獲得して来たのであるが、種の保存の為に獲得した社会性と言う意味では、この様な自分たちの群の構成員である個体に対する攻撃は単純に考えると不利益の様なのだが、それが何千年かけても克服されていないのを見るとヒトと言う種はこの先もこれを克己出来ないばかりか、社会維持の為にはそれを必要とする程度の生き物ではないかとがっかりするばかりだ。
だったらそこに追いやられる個体は社会的死を選んででも相手に報復をするしかないんじゃないのか?社会への見せしめの為に。
シゴフミの画質の件はもう何を言っても仕方ない。それにしてもいつにも増してファイルサイズが小さかったなあ。超額縁のウエルベールよりも小さくてレンタルマギカ並みだった。フルワイドでシゴフミ程ファイルサイズが小さいのなんか存在しないし。