階段萌え -東京の階段-
階段萌えと言っても、ぐぐって登場する階段萌えとはちょっと違う。ぐぐってひっかかる階段萌えは主に建物の外階段などでちょっと味のある階段に萌えるモノ。こんな感じ。
ここで取り上げるのは人が通る通りの階段。
ネタ元は先日買った東京の階段【AA】と言う本。
建物によって地形の起伏が隠される都市部、特に東京に於いて、階段のある場所は不連続な平面が出現する場所である。そこは地形の起伏が顕現する場所なのだ。階段においてはそれまで自分が居た平面の延長が破られ、ある意味では非日常が出現する(いや、人によっては日常かもしれないが)地点だ。だから萌えるのだ。
平面ばかりだと思っている秋葉原だって、ほんのちょっと行った先の神田明神の明神男坂に行けばそこにはいつもと少し違う秋葉原が見られる。
そんな階段の素敵空間(をい)を集めたのが上述の東京の階段だ。
これを読んで私も東京の階段巡りをしたくなって来た。きっと運動不足にも効くだろうw とりあえず名前だけは有名だが一度も行った事のない日暮里の夕焼けだんだんに行ってみようかな。しかしこんな面白い本を今更見つけるとは。昨年12月に出て今年の1月にもう第2刷って事は売れてるのか。
ぐぐったら著者のサイトの行き当たった。
東京の階段 - 都市徘徊blog