薬害肝炎訴訟団を見る
薬害被害に遭った人たちの救済は当然でそれは結構な事だ。だが、ここ最近の原告団の様子はおかしい。特につい先日「今後訴訟を起こす人は800人程度。それなのに何故線引きするのか」と言った後で国がそれ以上の1000人程度の補償が出来る和解案を出したのに手のひらを返した様に「人数の問題ではない」と言い出した。挙げ句の果てに感情論で福田総理を攻撃している。
もう補償なんてどうでもよくて政治攻撃してるだけだろ?
C型肝炎ウイルスが同定される前のフィブリノゲン投与にまで補償を広げろと言うのはどう考えてもおかしい。線引きが無い和解案は無茶な話だ。
ところがまたぞろマスゴミどもがおかしな報道をしている。
司法判断盾 首相動かず 薬害肝炎修正案も限定救済(中日新聞)
全員一律救済かなわず 薬害肝炎大阪訴訟原告、涙の会見(朝日新聞)
どうみても首相側を「悪者」にしたい見出しだ。何故線引きがされるのか、記事本文には合理的な説明は無い。
原告団は本当に苦しんでいる患者をさらに苦しめているとしか思えない。
<薬害肝炎>原告団「首相に突き落とされた」…和解交渉決裂 (excite.co.jp /毎日新聞)
「東京訴訟原告の浅倉美津子さん(57)は「フィブリノゲンを投与されたことは今でも覚えている。冷たいものが体を駆け抜けたが、その感覚をまた味わっている」と話し、東京訴訟の仲間の名前を挙げ「力が足りなかった。ごめんね」と涙声で叫んだ。」
ふざけるんじゃない。
フィブリノゲンに問題があるなぞ知りもしない当時にそんな嫌悪感があったと言うのか。