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Googleマップの現地語表記

サービス開始当初は世界中をあちこち見て回ったが最近は国内以外はほとんど見ていなかったGoogleマップ。今読んでいる建築系の本(巨大建築という欲望【AA】)の中で天安門広場の大きさについての言及があったのでGoogleマップで見てみようと思った。ついでに先月読んだ「北京-皇都の歴史と空間」【AA】のからみで四合院(Wikipedia)も上空から見てみたいなと思った。あとは中南海とか。

天安門広場の衛星写真を見て「見ろ、まるで人が蟻の様だ」と思ったりしつつ、

もっと縮尺を大きくして北京全体を見て内城と外城の痕跡を写真に認めたりしているうちに中国の他の都市も見たくなって上海に行ってバンド地区を見てみたり、大連に行って旧大和ホテルのある広場を見てみたり、長春に行って満洲帝国時代の街路を見てみたり、としているうちにふと気がついた事があった。

中国の地名表記はちゃんと簡体字を使っているのだ。

満洲に向かったついでにロシアまで進んでみるとアムール川河口付近のニコライエフスク・ナ・アムーレがロシア語表記になっている。

じゃあ韓国はハングル?と思って行ってみたらなぜか朝鮮半島は(北朝鮮はまあ納得できるとしても)地図の空白地帯。

次に現地語の表記になっていそうな場所と言う事で東南アジアに行ってみるとタイが見事にタイ文字。

インドはどうかなと思ったらここは英アルファベット。さらに西進してアラビア湾まで来たがここも英アルファベット。さらに西進してヘブライ文字を期待してイスラエルに来たらここも朝鮮半島同様地図の空白地帯。

あと現地の国の文字を使っていそうなのはギリシャと言う事で北上してみたら期待通りにギリシャ文字。

Greeceとも書いているが、国名はちゃんとエラスになっている。

とりあえず英アルファベット以外は中国の簡体字、台湾の繁体字、ロシアのキリル文字、タイのタイ文字、ギリシャのギリシャ文字での表記を確認した。一方でアラビア文字での表記は見あたらなかった。インドはデーバナーガリー文字を使わなかったのは公用語がヒンディー語だけじゃない点を考慮したのだろうか。ここで気になるのは、海外でGoogleマップを見た時に日本は日本の文字で表記されているのだろうかと言う点。ブラウザのAccept-Languageをenにして北米のどこかのproxyを通せばそれが確認できるかな?と言う事でやってみたら日本語表記がされた。

現地語表記になっている国、空白地帯になっている国はどう選ばれているんだろうね。

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