本当にいいものは、ネットでは見つからない
この命題に出会ったのはITmediaで。
“自作自演”の1週間
先週は、ニコニコ動画やWikipediaなどユーザー参加型サイトの“自作自演”が話題になった。
と言うITmediaの一週間の記事を振り返る記事でたまたまに。多分こう言う事は以前から言われていたのだろうが、今回はちょっと目にとまったので、一言。
本当にいいものは、ネットで見つかる時もあるし、ネットで見つからない時もある。いや、それじゃ明日は晴れか曇りか雨でしょうなんて予報みたいなのだが、そうなんだから仕方ない。
ITmediaでは飲食店を対象に話をしてるので「見つからない」の方になる。そこで言われているのは「ただでさえ人気があるのに、これ以上人が来たら困るから」と言う理由で、飲食店ならそうなるでしょう。つまりパイが限られる物はブロードキャスト的に人に知らせるなんて事はしない。人は自分が損をする事なんて進んで行わない訳だから。
その一方でパイが無尽蔵にある物は自分がそれ伝道師としての手柄の第一番にあずかろうとネットで広めようとする。こう言う物は「見つかる」方になる。
だから本当はニコニコ動画の作品は後者に属する性格のものなのだが、それが自作自演と区別するのは受け手が自分の価値判断で判断するしかあるまい。
で、自分の感想はどうなのよ?と言う訳だ。