ネットワーク上の音源ソースと伝統的なオーディオシステムの融合
もうずっとこれぞと言う解を見つけられていない掲題の件なのだが、先日のONKYO HDC-1.0を触ってみたと言う記事では既存の環境にケンウッドのワイヤレスオーディオシステム「SLG-7」を挟んで、
PC→ONKYO SE-U55GX(USB外付けDAP)→KENWOOD SLG-7(TRM)<ここまでPC側>→無線→<ここから従来のオーディオシステム>KENWOOD SLG-7(RCV)→SANSUI AU-α607DR(アンプ)
なんて事をしようか思ったものの、でも音を飛ばすだけに25,000円かとか思ったり、
或いは新しくアンプ+スピーカーのセットを買ってSE-U55GXに繋げようか、でもそれなりの音を出すにはちゃんとしたスピーカーを買わなくちゃならんがそれだとスピーカーだけで5万円は下らないだろとか思ったり、
或いはいっそのこと音楽再生に特化したPCを調達してそこにONKYOのSE-90PCIかSE-200PCIを挿してそれを従来のオーディオシステムの隣に置くか、それには安くてもEPSON AT960と組み合わせたら60,000円かよと思ったり、
色々考えていた所へふと思いつくものがあった。
それは今年の3月に買った工人舎のSA1F00A。先日の旅に出ますでは大いに活躍したものの、家庭内では当初の予定ほどは使用していないでかなり持て余していた。と言う事でこのSA1Fに音楽再生PCとしても活躍して貰おうかと。
ONKYO SE-U55GXはメインPCからは離脱。どうせNAXOSに行かなければごく一部を除いてろくな音源ソースを再生しないので、メインPCは内蔵音源でいいやと言う事にする。かわってSE-U55GXはSANSUIのアンプの隣に。その近くにSA1Fを持って行ってこれを音楽再生PCにしてみた。NAXOSにはSA1Fの無線LANで繋げる。
ああ!やっぱりアンプ内蔵スピーカーなんぞとは音が全然違う。これは結構良い解だった。追加投資ゼロ円。
ただ、1点問題があってSA1Fのデバイスコントロールが弱いのか無線LANで音源ソースをNAXOSから引っ張ってきている時は音が時折途切れる。無線LANデバイスとUSBデバイスの同時の処理がしょぼいのか。これはとりあえずSA1Fにバッファリングさせる事でまあ回避は可能なんだが。バッファされるまで待つってのはまぬけでねえ。
とりあえず追加投資ゼロだったのを良しとして当面はこれでやって行ってみよう。
現在、カルロ・マリア・ジュリーニ指揮/ワールド・フィルの演奏のブルックナーの交響曲第8番を再生中。今までの貧弱なアンプ内蔵スピーカーでの不満が一気に晴れた。
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