この青空に約束を―~ようこそつぐみ寮へ~・第4話
第1話を見てどうかなと言う印象を受け、第2話でああいう絵を見せられたせいでキャベツ化を期待したこの「この青空に約束を」だが、第3話を見た後にこの第4話を見て考えを改めつつある。これはこれなりに与えられた制作環境の範囲内で出来る限りの努力をしている様に感じた。そうだとしたらそれなりに頑張っている制作現場に、やれキャベツだの破綻を期待しているだのは気の毒に思えて来た。
さて、前回の祖父と祖母の思い出の島の一件で航に対して気を悪くした宮穂は、あれ以来航の手を借りずに自由研究をまとめあげる。そして高見塚祭の時にその成果を発表してまずまずの手応えを感じたが、終了間際にやって来た航が、これでは何かが足りないと難癖をつける。分からないけど何かが足りないってのはちょっとひどいだろ、航。祖父母の島での事もあったものだから、宮穂がすっかりへそを曲げてとうとうつぐみ寮を出て六条屋敷に籠もってしまう。
結局航が迎えに行くまでどうやら3ヶ月近くもお籠もりになるみたいだが、2話で1人のエピソードと言う構成なものだからあっさり時間が進んでしまっている。てっきり2~3日顔を見せていないだけかと思った。本当だったら「え!?宮穂ちゃん、出て行っちゃうの?」くらいの驚きの場面があっても良さそうなものだが、2話で一人じゃこうなっちゃうか。
でも海己から差し入れられたクリスマスケーキと料理を見て、食べられない、みんなで食べなくちゃおいしくない、ってつっぱねた挙げ句、滝村に、じゃあどうしましょう処分しますかと言われて、そんな事出来る訳ないじゃないと滝村を困らす。そんな事言うなよ。そのせいかWikipediaの項目では4/24の編集(2007年4月24日 (火) 18:12の版)で宮穂の項に「また、アニメ版ではかなりの勘違い・DQNとなっている。」と追記されている(現時点でそう記述されている)。DQNだなんてひどいなあ。あんまりじゃないか。
まあ貴重な3ヶ月を失ったとは言え、無事みんなの所に戻れてよかったな、宮穂。
屋根も修復してつぐみ寮はこれであと10年は戦える。
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