Kanon・第22話
唯一全く心を許せる人間としての秋子を失いかけて名雪の絶望感が極まる。母親が居たから父親が居なくても寂しくなかった。二人でも寂しくなかった。その秋子が死ぬかも知れないと。でもちょっとだけ違うと思う事がある。最初から片方の親が居ないと居ない事については寂しいとは思わないだろうと。ひとりしか親がいなくともそれだけで寂しいとは思わないだろうと。だが、そのひとりしか居ない親が失われるとしたらそれは確かに途方もない喪失感であるが。
そんな名雪に祐一が差し出した雪兎の目を名雪は振り払う。そして祐一はやっと7年前の記憶の空白を取り戻すのだ。
そうか、このアニメしか情報が無い私にはあゆの消失回が唐突すぎて話を繋ぎ合わせきれなかったのだが、あそこであゆが木の上から転落したのか。そのあとに泣いている祐一が名雪の差し出す雪兎を叩き落とす場面が繋がるのか。
しかしそう考えると祐一が水瀬家にやって来たのは良かった事なのだろうか。真琴の出現はその一方で悲しい別れをもたらすし、あゆあゆの出現も不幸な過去の記憶の再生になってしまったではないか。
と、話は大変な事になっているのだが、とりあえず札幌市電シーンは貼っておきますね。

Added: 2007/03/03 00:40:47 (JST)
From: PorphyraTenera
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