HDDが壊れたら
先月かもうちょっと前、会社の共有NASのHDDがぶっ壊れて大変な事になった。当然RAIDを組んでいた訳なのだが、それでも壊れる時は壊れるものでHDDの復旧業者に依頼して随分時間がかかってデータが(全部ではないが)復活した。ただRAIDになっていると復活も大変だった様で時間がかかったのもさる事ながら副作用も出ていた。
会社のデータともなると消えてしまうとそれこそ大変な事なのでHDDの復旧業者に頼んだ訳だが、個人の場合はどうだろうか。
昔は沢山CGを描いていたのでそれを保存しているHDDが壊れるとまさに血と汗と涙の結晶がこの世から消え去る事になり大変悲しい事態となる為割合まめにバックアップを取っていた。昔はMOに、ある時期はDVD-RAMに。最近ではそう言う自分で生み出した物ではないデータばかりになって来たのでHDDがふっとんでもまあいいかなんて気持ちも出て来た。その理由の一つは雪崩れ込んでくる情報量が昔に比べて格段に増えたせいもある。ネットの回線が太くなり接続時間を気にしなくなるとそれこそ膨大な量の情報が毎日毎日取り込まれる。そうなるとそれを消費する(一瞥しただけで捨てる作業も広い意味で消費)だけで大抵の時間が過ぎ、後ろを振り返る余裕があまりないのだ。勢い、新しいデータだけでいいよと言う感覚が強まってくる。そうすると過去のデータは無ければ仕方ないで済む訳だ。勿論、あった方が良いのだが。
さて、そうは言ってもひょっとしたらHDDが壊れて何が何でも復旧させなくてはならない時が来たらどうなるか。
以下のGIGAZINEさんの記事でひじょーーーに興味深い事が書かれているので是非ともご覧下され。
ハードディスクの物理障害、果たして本当に復旧できるのか?~前編~
ハードディスクの物理障害、果たして本当に復旧できるのか?~後編~
ところで個人的にこれまでに実際にHDDの故障体験がどれだけあったかと言うと幸運にも致命的なものは無い。確かにHDDがやられてしまった体験は何度かある。が、いずれも初期段階での故障で、OSをインストールして間もない時点での故障が2件なのだ。OSとアプリケーションならもう一度入れ直す事が出来る。再インストール作業に時間を食うのは面白くないがその程度で済んだ事でよしとすべきかと。
一度だけ泣いたのはPCのHDDではなくて、RD-XS40のHDD。ガンスリンガーガールとか退避していなかったのがぶっとんだ。
まあこれもDVDを買えば代償となるんだけどね。
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