のだめカンタービレ・第4話
スケベじじいのミルヒ・ホルスタインフランツ・フォン・シュトレーゼマン登場。
先週の予告でのだめが「はうー、のだめ、気の毒なおじいさん助けました」とか言っていたのはこいつか。シュトレーゼマンなんつーと、ヴァイマール共和国の首相を思い出しちゃう。雰囲気違いすぎw
このシュトレーゼマン、何にも知らない外国人のふりして日本の風習をよく知ってる。つか、そもそも日本語が達者じゃん。大学を徘徊してめぼしい人材(シュトレーゼマンにとって)をかき集めて自分のオケを結成。結成記念に合コンだそうだ。合コンの意味を熟知してると言うか、それ単なるセクハラおやじじゃん。
自分の道を切り開こうとした千秋は指揮科への転科を願うが、指揮科の教授におさまったシュトレーゼマンに拒否される。千秋がヴィエラの弟子だからと言うのが理由だが、まあ確かにそれもあるかもしれないが、最初にのだめを手にかけようとして千秋に妨害された恨みも少しはあるだろう。どちらもあって印象は最悪か。
さて、今回シュトレーゼマン紹介の場面で流れたのはマーラーの8番、いわゆる千人の交響曲。第一部冒頭の「来たれ創造の主なる精霊よ」を歌い上げている所。あの涼宮ハルヒの憂鬱最終回でも使われたマーラーの8番の第一部。ハルヒは特にクラシック関係の作品ではないから、射手座の日でゲーム音楽がショスタコーヴィッチの7番を、長門が逆転のコードを流す場面でチャイコフスキーの4番を流した時はこりゃ凄いと思ったし、最終回でマーラーの8番が流れた時もびっくりしたが、のだめはそもそもがクラシックネタのアニメだからびっくりはしない。が、マーラーの8番がアニメでほいほい使われる時代になったかと思うと感慨深い。私が高校生の頃は「マーラー、誰それ」な時代だったしマーラーの交響曲のレコードだってほとんど無かった(CDじゃなくてLPレコードね)。それがアニメで流れるんだから時代が変わったなあ。
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