最近のトラックバックスパム
ネットの仕組みは時代とともに使われ方が変遷する。電子メールが登場した時はスパムメールの出現などほとんど思いもよらず自分のメールアドレスを曝しまくったものだが、今では全く状況が違う。当時曝しまくったアドレスは最早事実上使い物にならなくなっている。
同じ様にブログに対するトラックバックもスパムが出現する様になった。これ位の時代になると当然トラックバックにスパムは来るだろうなとは思われていた。案の定、あたりかまわずアダルトサイトだのバイアグラだのへの誘導トラックバックスパムが大量の打たれる時代が来た。ただ、これはブログシステムの対トラックバックスパム対策によって実際にトラックバックがつくのは以前に比べてかなり減少して来ている。
トラックバックと言う仕組みそのものの見方で人によってはスパム扱いする基準が異なり、トラックバックとはどうあるべきかの話にまでなった過去もある。それは丁度1年程前の話。その時の私のスタンスは、記事に対して類似の事を書いているならば言及リンク無しでもトラックバックは許容すると言うものだった。もっとも、同じジャンルでもあまりに内容が異なる場合は気分次第で削除するとも書いていた。いわばその辺りはグレーゾーンだったのだ。
ところが最近はこのグレーゾーンをほとんど削除対象にしている(依然として感想系トラックバックは削除対象外)。と言うのもアフィリエイト目的で検索単語だけ共通と思われるブログからのトラックバックが増えたからだ。例えば「のだめカンタービレ・第6話」なんて感想記事を書いたら「のだめカンタービレ」と言う作品の概要がだらだら書いてあり、その端々の言葉に全てアフィリエイトリンクが埋め込まれた記事からトラックバックがつく。もうここまで関係が無いと削除対象としてしまう。
いわばちょっと位同じテーマを扱っていようと
同好の士
ではない記事からのトラックバックは全てトラックバックスパム扱いとなった。
(同好の士と言うのは同じテーマにちゃんと興味がある人の事を言っていて、そう言うケースなら例え反対意見だろうとスパム扱いはしない)
間違って、上記のケースと思ってしまって削除しちゃった記事の人はごめんなさいね。
ちなみにトラックバックして来た記事だが、感想系記事はトラックバック通知だけ見ればそれと分かるので問題ない。アフィリエイト目的トラックバックスパムはトラックバック通知だけではちょっと判断しきれないものが多いので相手先の記事内容を確認する。その時もブラウザで見に行ったのでは邪なcookieを仕込まれそうなのでwファイルダウンロードツールでその記事をテキストファイル保存してから読んでいる(嫌なヤツだね
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