漸くアニメの粗製濫造に歯止めがかかるか?
NBonlineのこの記事がなかなか面白い。
アニメは“量産化”の罠にはまった(nikkeibp.co.jp)
私は以前から諸悪の根元は「数をこなせばそれだけ売上の数字になる」と言う「元請け」のやり方だろうと思っていた。これは元請けだけが数に比例した金を手に入れ、制作現場は逆に一人一人が手に出来る金額が減ると言うまるで近代奴隷の制度の様な状態だ。勿論それによって作られる作品が魅力に乏しくなるのは上記の記事にも書かれている様に当然の帰結で、作品を受容する方にとっても不幸な事だ。そして当たり前の様にそのしっぺ返しが供給側に突きつけられる。
こうした環境の中でこそ「ちゃんと作った物」(これが難しいのは分かるが)が逆に「勝ち組」になる、と言うのをそろそろ供給側も気づいてもよさそうなものだと思っていたが、上記記事の最後にはその動きがあるとの事だ。
くれぐれも「キャベツ」だの「○ギまが早くアニメ化されたらいいね」だの言われない様に。
次の連載記事に期待したい。
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