Gyaoの苦しみ・Yahoo動画の躍進
先日、MYCOMにこんな記事が載っていた。
GyaOの苦しみ - 独自コンテンツの死角と活路(mycom.co.jp)
景気よく登録者数を伸ばしているGyaoだがその実体はと見るとかなりきついとの事。一方でYahooはそのポータルの圧倒的な集客力を活かして実際に視聴されている時間は既にGyaoを抜いたと(自身で)言っている。確かにポータルの集客力が視聴者のパイの元になる点においてはYahooの利点は圧倒的であろう。Yahooはその実績を元にこれからコンテンツを集めると思われる。
しかしながら現時点でのコンテンツ内容はどうか。他のジャンルは知らないがアニメのジャンルに限って言えばYahoo動画はGyaoの足下にも及ばない。行ってみれば分かるがはっきり言って全くお話にならない。このままの傾向が続くなら動画サイトとしての選択肢はYahooはあり得ない。視聴時間を餌にしたコンテンツの釣り上げがどこまで本当に進むか次第だろう。
一方のGyaoは産みの苦しみながらコンテンツの拡充に力を注いでいる姿が見える。それが最大の攻める道具なのだから当然と言えば当然だろう。例えば今日は正午から「ラムネ」の放送が開始される。地上波から半年近く遅れたとは言えこの作品を持ってくるあたりにコンテンツへの執着が窺える。
3番手以下が上の2サイトを抜き去るとしたら劇的なコンテンツの充実しかあるまい。それをどうやるかは問題だが。
ポータル集客力もない、コンテンツも今更韓流に頼ろうとする動画サイトがあったとすれば、それは1~2年以内に失敗に終わる事は火を見るよりも明らかだ。
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