イランの核開発と核に反対する人達

保守強硬派のアハマディネジャド大統領が就任して以来、イランの核開発継続に対する懸念をいわゆる「西側諸国」が表明していたが、ようやく安保理付託にはなったものの中ロとの妥協で制裁論議は先送りにされた形となった。特に中国はイランの石油欲しさに安保理付託に難色を示していた。

この中国の様に、自分の立場で核拡散問題に対する姿勢を適当に変えるのが以下の団体だ。

グリーンピース
原水禁
原水協

いずこもNPTやIAEAの報告の形でイランの核開発に関する情報は載せているものの、イランに対して何の行動も取っていない(少なくともWeb上の情報からはそう見える)。別にテヘランまで行って反対運動をして来いとは言わないが、横須賀だの佐世保だのに行って米空母の寄航に文句をつける行動力があるのなら、港区南麻布のイラン大使館前まで行って反対行動のひとつも取ってきたらどうか。

言わずもがなの事ではあるが、「核」なんてものはどうでも良くて、特定の国に文句をつけて生活の糧にしている団体だと言う事がよく分かる。