紙のメディアが要らなくなりつつある最近
いつの頃からだったかは覚えていないが、私はアニメ雑誌を毎月某か買っている。絵を描く時のデザインサンプルとしての使い道が購入の主な理由だった。だからその月はどの雑誌にどの設定資料が載っているのかが一番の関心事で、次にはカラーページにどの作品の絵が載っているのかがどの雑誌を買うのかの最大の選択基準だった。だが、ネットの常時接続性とBB化とその副産物としてのWebサイトにおける情報の充実度が、最早アニメ雑誌を不要としつつある。3年くらい前迄は毎月10日と言うのはアニメ誌の発売日と言う重要な日であったが、最近ではいつのまにか10日が過ぎていて、忘れていたけど今月はどうしようか、などと思う毎月であった。
そして、今月。
もうそろそろ買うのはいいかなと思ったら、アニメージュにびんちょうタンフィギュア通販の文字が見えた。思わず今月はアニメージュを買ってしまった。ところが中を開いてみると、なんと8,000円! いや、そりゃちょっとないだろ。と言う事ですっかり裏切られた思いがトドメを刺した。
そこへたまたま友人が「溜まりに溜まったニュータイプ、捨てました。」「21年目にして同時に定期購読も中止。」なんてのを書いてるのを見たので私も踏ん切りが付いた。もう特別な事情が無ければ買わないだろう。
だが、こんな状態では出版社も大変だ。今のところ、書籍はそれに代わる良いデバイスが無い(無いし、かりに近い物があっても私が読みたい様なタイトルは出ていない)ので従来通り本を読んでいるが、そろそろ新聞はもう何とかしたいと思っている。ちょっとどうかと思うがあのソルティレイに出てくる新聞用のデバイスが実用化してくれないものだろうか(あれはでかすぎで扱いづらそうだが)。
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