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容疑者となった途端に手のひらを返すマスコミ

犯罪を犯したのなら犯罪行為だけを責めればいいものを、あれだけもてはやしておいて逮捕に至った途端に手のひらを返してそれ以外の事まで責め立てる姿勢はいかがなものか。

と言う訳で昨日に引き続いてライブドア・堀江容疑者関係の話を。

百科事典を暗記、共同作業はイヤな顔…幼少から堀江流(讀賣新聞)

「九州で最難関校の一つ、久留米大付設中学・高校(久留米市)に進学。同じクラスだった福岡市内の男性(33)は、「社交的ではなく、いつも1人。体育祭の準備や後片づけを手伝わなかったので、『いい加減にしろよ』と、どなりつけたこともあった」と語る。東京都内の証券会社に勤める同級生(33)は、「共同作業が苦手で関心の無いことには、露骨にイヤな顔を見せた。『お金で心が買える』という発想も、人と交わることを嫌ったからではないか」と話した。」

社交的でないとは言っても社長業をやってのけ、昨年あたりの活動を見てみれば「社交的でない」と言うのは程度問題なのではないかと思う。本当に人とつきあえない人間なら社長業など無理だ。また本当に人とつきあえない人間だったとしたら、逆に『お金で心が買える』と言うのは実現できていたのだ。金があるおかげであれだけ人が群がったのだから。但し、そう言うのは金が続かなければ買い続けられないだけの話だが。


朝日の古い社説は閲覧出来ないから引用するが

■朝日新聞2005年2月23日社説
「政財界の長老たちは堀江氏の手法を批判するが、若手の経営者には擁護論も根強い」
「ニッポン放送は株式を証券市場に公開している。だれが株を売買しても自由だ。
ライブドアが株を買い集めて経営権を握ろうとすること自体を、不法な乗っ取りのよ
うに騒ぐのはおかしい」

これが1年後にこうなる↓

朝日新聞2006年1月24日社説
「堀江流の手法には、法律の抜け道を駆使して株式を取得したり、頻繁な株式分割
で値上がりをはかったりするような、きわどさが常について回った」
「一方で、その知名度に便乗するような動きもあった。自民党は、総選挙で亀井静香
氏の対立候補として支援し、竹中総務相や武部幹事長が強力に後押しした。今になって
武部幹事長は「公認したり推薦したりしたわけではない。個人的な応援だった」などと
弁明しているが、まったく納得できない」

その翌日にはこうなる↓

朝日新聞2006年1月25日社説
自民の責任 「わが息子」だったのでは
「それなのに捜査が動き始めたとたん、武部氏らが手のひらを返したように無関係を装っているのはどうしたことか。」
「かつて堀江前社長を「わが弟、息子」と呼んだ武部氏が「私はどんな若者にも父親のような気持ちで接している」と釈明したのは滑稽(こっけい)ですらある。 」


手のひらを返して滑稽なのは朝日も同様って事で良いんですな。

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